出版社内容情報
Iターン・Uターン者が地元の魅力を再発見し、新たな世代を呼びこむ。現場発、現在進行形の、地方創成のあるべき姿と具体策。
内容説明
都市から地方への移住は、欧米では1970年代に始まった。これに数十年遅れて動き始めた日本の「田園回帰」は、単なる人口逆流ではない。地元の内発的な地域づくりに繋がり、都市と農山村の共生をも導いている。新しい意識と行動力を持った若者が牽引する地方移住の現状と背景、展望を開くシンポジウム記録。
目次
1 人口減少社会から希望の定常化社会へ―田園回帰の背景
2 「地域みがき」が人を呼ぶ―田園回帰の本質
3 農山村と人が多様につながる―田園回帰の諸相
4 田園回帰のススメ―実践者たちのメッセージ(「得意」を持ち寄って暮らす;まずは、つなぐことから;移住者視点で田園回帰をサポート;コメント 何が都市と農村をつなぐか)
5 一%の人と仕事を取り戻す―田園回帰の戦略
著者等紹介
小田切徳美[オダギリトクミ]
1959年生まれ。明治大学農学部教授。農政学、農村政策論、地域ガバナンス論
広井良典[ヒロイヨシノリ]
1961年生まれ。京都大学こころの未来研究センター教授。公共政策、科学哲学
大江正章[オオエタダアキ]
1957年生まれ。ジャーナリスト、コモンズ代表、アジア太平洋資料センター共同代表
藤山浩[フジヤマコウ]
1959年生まれ。島根県中山間地域研究センター研究統括監、島根県立大学連携大学院教授。中山間地域政策、地域計画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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