出版社内容情報
2008年のリーマン・ショックに端を発する金融危機は収束したかに見えた.しかし,再び到来した危機がヨーロッパやアジア,アメリカを襲っている.なぜ危機は繰り返されるのか――その根本的な原因を,国際金融システム,経済政策思想,世界経済編成という三つの観点から探る.
内容説明
2008年のリーマン・ショックに端を発する金融危機は収束したかに見えた。しかし、再び到来した危機がヨーロッパやアジア、そしてアメリカを襲っている。なぜ危機は繰り返されるのか。その根本的な原因を、国際金融システム、経済政策思想、世界経済編成という三つの観点から探り、世界経済がどこへ向かおうとしているのかを明らかにする。
目次
1 リーマン・ショック後に起きていること
2 ブレトンウッズ体制の終焉とグローバル化の進展
3 国際政策協調と金融規制
4 新自由主義的改革をどうみるか
著者等紹介
伊藤正直[イトウマサナオ]
1948年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。東京大学社会科学研究所助手、立命館大学経済学部助教授、名古屋大学経済学部助教授などを経て、東京大学大学院経済学研究科教授。経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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