岩波ブックレット<br> 震災と言葉

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  • サイズ A5判/ページ数 71p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784002708492
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0336

出版社内容情報

仙台在住の著者は,被災地の近くであらためて「言葉」とどのように向き合い,何を考えたか.それは,私小説作家として未来への時間の流れを書けなくなる経験であり,日常性=時間を取り戻す困難な過程でもあった.言葉を語るときの態度の大切さ,言葉に刻み込まれた歴史性,震災とこれからの文学,1970年という転換点等について綴る.

内容説明

仙台在住の私小説作家は、被災地の近くで言葉の真空状態に苦しみながら、あらためて言葉と向き合った。本書は、その体験的思索を述べたものである。小説において未来への時間の流れを書けなくなる経験、日常を取り戻すことの意味、言葉を語るときの態度(言葉の姿)、言葉と歴史性、震災と文学の可能性等について綴る。

目次

第1章 喪失感の中で
第2章 日常性と言葉
第3章 言葉の姿
第4章 震災と文学
第5章 畏れということ
第6章 日常を取り戻すために

著者等紹介

佐伯一麦[サエキカズミ]
1959年、宮城県仙台市に生まれる。仙台第一高校卒業後、週刊誌記者、電気工など様々な職業を経験した後、作家となる。著書に『ア・ルース・ボーイ』(新潮文庫、三島由紀夫賞)、『鉄塔家族』(朝日文庫、大佛次郎賞)、『ノルゲ』(講談社、野間文芸賞)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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