出版社内容情報
テレビ草創期から制作者として画期的な番組作りを試みてきた村本良彦。彼の作品に影響・触発された著者たちが、テレビがまだまだ秘めている可能性、地方発のドキュメンタリーの力、いまこそ必要とされているテレビのあり方などを綴る。
内容説明
テレビ草創期から制作者として画期的な番組づくりを試みてきた村木良彦氏。彼の作品に影響・触発された著者たちが、テレビがまだまだ秘めている可能性、地方発ドキュメンタリーの力、いまこそ必要とされているテレビのあり方などを綴る。
目次
テレビとは何か―村木良彦が問い続けたもの
是枝裕和氏インタビュー テレビは、どこにいくのか
いまここにある希望―地方の時代のドキュメンタリー
未完のメディア―いまテレビに問うべきこと
シンポジウム テレビメディアの可能性―村木良彦の思想を手がかりに
著者等紹介
今野勉[コンノツトム]
演出家、脚本家。テレビマンユニオン取締役、放送人の会代表幹事。1936年生まれ。59年ラジオ東京(現・東京放送)入社、『七人の刑事』などの演出にたずさわる。70年仲間とともにテレビマンユニオンを創立。『遠くへ行きたい』などを演出。ドキュメンタリードラマ『こころの王国・童謡詩人金子みすゞの世界』(95年)で芸術選奨文部大臣賞受賞。他にイタリア賞、放送文化基金賞個人賞など受賞多数
是枝裕和[コレエダヒロカズ]
映画監督、テレビディレクター。1962年生まれ。87年テレビマンユニオンに参加。主なテレビ作品に『しかし…』(91年/ギャラクシー賞優秀作品賞)、『記憶が失われた時…』(96年/放送文化基金賞)。95年初監督した映画『幻の光』が第52回ヴェネツィア国際映画祭で金のオゼッラ賞等を受賞。2004年『誰も知らない』がカンヌ国際映画祭にて最優秀男優賞を受賞
境真理子[サカイマリコ]
桃山学院大学国際教養学部教授。1952年生まれ。北海道テレビ、東京メトロポリタンテレビジョンでディレクター、プロデューサーを務めた後、日本科学未来館でメディア設計を手がける。2008年から現職。専門は、メディアリテラシー、映像論、ジャーナリズム研究。85年、ドキュメンタリー『ロウ管をうたった』で「地方の時代」映像祭優秀賞を受賞。2009年まで「地方の時代」映像祭審査委員。BPO青少年委員会メンバー
音好宏[オトヨシヒロ]
上智大学文学部新聞学科教授。1961年生まれ。上智大学大学院博士課程修了。日本民間放送連盟研究所、上智大学助教授、コロンビア大学客員研究員などを経て、97年より現職。専門はメディア論、情報社会論、衆議院総務調査局客員研究員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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