出版社内容情報
禅における「否定の徹底性」,「驚き」の根源的体験,真の対話たる禅問答….自ら禅の世界に没入し,その核心にふれた著者が,人間存在の根源性が発動する禅の世界を活写し,「一日即禅」の日常工夫を説く.禅入門の決定版.
内容説明
禅の世界の一挙手一投足、そこで発せられる一言半句は我々を根源への問に目覚めさせる。真の自己とは何か。禅における否定の徹底性。驚きの根源的体験。真の対話たる禅問答。―坐禅参禅の道を歩み、哲学・宗教哲学を考究する著者が、人間存在の根源性が発動する禅の世界を活写し、「一日即禅」の日常工夫を説く。現代人の実存の問題にもせまる、禅入門の決定版。
目次
第1章 禅と神秘主義
第2章 禅と言葉
第3章 対話と禅問答
第4章 日常工夫
付録(禅への道;参禅記〈リース・グレーニング〉)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
5
「禅の場合は、言葉にならない「不可思議不可説なところ」が直接に笑や、喝!のごとき言葉ならざる音声となる事によって、不可説と説き…言葉を超えたものがことによってになる道が打開される…宗教学者オットーによれば、聖なるものに掴まれた直接の「ヌミノーゼ感情」は、その初発においては、音声、言葉ではなくてまず音声となる。それをオットーはヌミノーゼ的原音と名づけ…たとえばバラモン教の聖音オム(唵)omーオットーはこれをoooすなわちオーーと解するーや回教托鉢僧の唱えるAllah huのhuなどにあらわれていると言う。」2023/06/02
夢牛
0
読んでいて、めちゃくちゃ眠くなる事もありましたが、なんとか読みきりました。 自分は禅を、思い込みに実体がない事を体得する為の術を学ぶものだと思っていました。 確かに、そういう側面もあるみたいですが、禅の言葉や座禅には他の意義もあるようです。 禅に対する新しい視点を得られた気がします。 夢の主体と客体の話や認知行動療法との共通性を感じました。2017/09/20




