出版社内容情報
敗戦の焼跡で見たおびただしい死は,断じてカッコイイ散華ではなかった.8.15,ベトナム戦争,民主主義そしてなによりも人間について思索し,行動し続ける知識人作家小田実が危機的な今日に問う代表的平和論集.
内容説明
敗戦の焼跡で見たおびただしい死は、断じてカッコイイ散華ではなかった。8・15、ベトナム戦争、民主主義、そしてなによりも人間について思索し、行動し続ける知識人作家小田実が危機的な今日に問う代表的平和論集。「『難死』の思想」「人間・ある個人的考察」「『殺すな』から」などを収録。
目次
「難死」の思想
平和の倫理と論理
人間・ある個人的考察
デモ行進とピラミッド
彼の死の意味
「生きつづける」ということ
「殺すな」から