出版社内容情報
興の赴くまま人間について語り続けるモンテーニュ(一五三三‐九二)の筆致には,一種いい難いあじわいがあって,われわれの心を引きつける.プルタークに傾倒し『倫理論集』を愛読した彼.自領の館に引退し,古人のひそみに倣って悠々自適の生活を送った彼.読み進むにつれて,そういう彼の人柄が読者の眼前に彷彿するにちがいない.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有沢翔治@文芸同人誌配布中
7
モンテーニュは自分の経験、身の周りの人々などを題材に綴ってた。『エセー』にはフランス語で「試み」の意味がある通り、人間を主題とした試論である。とりとめもなく綴っているので、題材もギリシア・ローマの歴史、ウェルギリウスやホラティウスなどの文学から性愛・結婚、病気についてなどと幅広い。https://shoji-arisawa.blog.jp/archives/51535874.html2025/01/03
荏苒 byn
0
「相性」が全く合ってないため、著者名追加のため読了本を記載。感想は別途記載予定。2020/02/24