STAMP BOOKS<br> ぼくたちのオオカミ

個数:
電子版価格
¥2,090
  • 電子版あり

STAMP BOOKS
ぼくたちのオオカミ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年09月23日 20時48分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784001164329
  • NDC分類 K943
  • Cコード C8397

出版社内容情報

夏休み最初の一週間、ぼくはいやいやキャンプに参加することになった。大量の蚊、ハイキング、工作……ジゴクだ!イェルクへのいじめが気がかりながら何もできず葛藤するうちに、毎晩夢にオオカミが現れて……。理屈っぽいぼくと気の優しいイェルクが、互いを思いやり友情を育んでいく。2024年ドイツ児童文学賞受賞作。


【目次】

1 どうしてキャンプ場のパンフレットには、
  トゲやダニについての説明が、まったくないのか?

2 小さなグループに分かれて、ほかのグループの悪口をいう

3 なにかを絶滅させられるとしたら、なにがいい?

4 仕方なく、ここに

5 イェルク

6 ハイキングにいく

7 キャンプファイヤー

8 黄 色

9 がんこ頭

10 スケッチの時間

11 クライミング体験コース

12 森を走りながら、ぼくが認めなくちゃいけないこと

13 料理人がゴボッと吐く

14 リュック

15 怒り――オオカミ

16 ベアーテ

17 森のサマーキャンプの最後の数時間は

 訳者あとがき

内容説明

夏休み最初の一週間、ぼくはいやいやキャンプに参加することになった。蚊の大群、ハイキング、工作…ジゴクだ!同級生のイェルクへのいじめに怒りを覚えながら、何もできずにいるうちに、毎晩夢にオオカミが現れて…。文句屋のぼくと、気の優しいイェルクが、互いを思いやり友情を育んでいく。2024年ドイツ児童文学賞受賞作。

著者等紹介

スタニシチ,サーシャ[スタニシチ,サーシャ] [Stani〓i´c,Sa〓a]
1978年、旧ユーゴスラヴィア(現ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)生まれ。ボスニア紛争を避け、14歳で家族とドイツへ移住。以後ドイツで暮らし、ハイデルベルク大学へ進学。ドイツ語で詩やエッセイ、小説を発表し、高い評価を受ける。『兵士はどうやってグラモフォンを修理するか』(白水社)でドイツ書籍賞最終候補、シャミッソー賞などを受賞し、20以上の言語に翻訳される。『Herkunft』(2019年、未邦訳)で2019年ドイツ書籍賞を受賞。本書は著者初のYA小説で、2024年ドイツ児童文学賞を受賞。いまドイツで最も注目される作家の一人

ケーン,レギーナ[ケーン,レギーナ] [Kehn,Regina]
ドイツのイラストレーター。1962年ハンブルク生まれ。ハンブルク応用科学大学でイラストレーションを学ぶ。1988年からフリーランスのイラストレーターとして活躍。エンデ『魔法のカクテル』(岩波書店)など、挿絵の仕事も多い

若松宣子[ワカマツノリコ]
神奈川県生まれ。白百合女子大学児童文化研究センター助手を経て、中央大学大学院文学研究科独文学専攻博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

菱沼

2
リアルな問題をとりあげながら、幻想との境が曖昧なところが不思議な魅力となっている。海外での子どものサマーキャンプというのは、嫌な子は本当に嫌なのだろう(チャーリー・ブラウンもそうだった)。リアルと幻想の間で、何も言わずに主人公の味方となる大男の料理人は『シャイニング』のハローランを思わせた。主人公とイェルクの意識に働きかけるオオカミは幻想の生き物なのだろうと思うけれど、定かではない。終盤に登場する森番の女性のように。不思議な物語。けれど、大切なことが示唆された気がする。2025/09/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22741022
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品