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著者等紹介
長谷川摂子[ハセガワセツコ]
1944年、島根県生まれ。地域で子どもと本に関わる活動を続けながら、創作にとりくむ。短編集『人形の旅立ち』で坪田譲治文学賞、椋鳩十児童文学賞、赤い鳥文学賞を受賞
菊池日出夫[キクチヒデオ]
1949年、長野県生まれ。絵本作家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
9
とてもかわいい子だぬきの恩返しのお話。たぬきとしての矜持を教えるおとうさんたぬきがすばらしい。言いつけ通り、一生懸命助けてもらった恩返しをする子だぬきの、その心根がいい。ものすごく、がんばった。ひとりで。若い馬方のやさしさも、いい。あたたかなお話に、他のシリーズも読んでみたくなりました。2014/08/06
ヒラP@ehon.gohon
8
いじめられているところを助けてもらったからといって、こだぬきの素晴らしい恩返しです。 小判に化けたこだぬきも、噛まれたり叩かれたりしながら、その頑張りは、人間にもまねできない、恩返しだと思います。 恩返しを最後までやりとげさせる、ととさんだぬきも、立派です。2017/05/04
退院した雨巫女。
7
《書店》子狸頑張って恩返ししたね。でも、馬方さん、なんであんなに家賃溜めたんだろう。馬方って儲からないのかな?2012/08/16
魚京童!
5
でもさ、たぶん借金取りはまた来るよ。2016/12/26
パフちゃん@かのん変更
5
長谷川摂子さんの絵本。うまかたに助けてもらったこだぬきの話。ととさんだぬきが面白い。恩返しもしないで帰ってくるとは、人間にも劣る。助けてもらったらその恩を返さなければならない。人をだますのはよくないけれど、必ず恩返しをせよと教えるのはたいしたものです。2012/06/23