出版社内容情報
クリスマスイブ、貧しい農家のお父さんが、子どもたちのためにちいさなもみの木を見つけてきました。けれども、飾りは茶色いクッキーだけ。きらきら光る星やおもちゃでいっぱいにして、この家族をよろこばせたい……そう考えたもみの木は、植木鉢から根っこをぬき、雪の森へとかけだします。クリスマスの心をつたえる愛らしい絵物語。
【目次】
内容説明
まずしい農家のお父さんが、子どもたちのためにちいさなもみの木を見つけてきました。けれども、かざりは茶色のクッキーだけ。きらきら光る星やおもちゃでいっぱいにして、この家族をよろこばせたい…そう考えたもみの木は、鉢から根っこをひきぬき、雪の森へとかけだしました!クリスマスの心をつたえる、とっておきの絵物語。
著者等紹介
ウィリアムズ,アーシュラ・モリー[ウィリアムズ,アーシュラモリー] [Williams,Ursula Moray]
1911‐2006。イギリスの児童文学作家。作品は70冊近くにのぼる
尾〓愛子[オザキアイコ]
英米児童文学の翻訳家
嶽まいこ[ダケマイコ]
イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
MI
61
貧しい農夫はもうすぐ迎えるクリスマスに向けて小さなもみの木を山から持って帰りました。お母さんは手作りクッキーを木にぶら下げた。父はツリーに飾るスターもキラキラ光るオーナメントも貧しくて買えません。子どもたちのためになんとかなったらいいんだけど。夜みんなが寝静まって、、。なんともみの木が動いて森にいって自分のもみの木の枝と物々交換でオーナメントをつけていく。挿絵も可愛く最後もハッピーエンドな児童書。2025/11/02
さく
11
とても良かった!心が温かくなるクリスマスのお話。農家のお父さんが、もみの木を家に連れて帰ってくる。小さな小さなもみの木。クッキーを飾ってもらったけど、どこか物足りない。もみの木は、家族を喜ばせようと、素敵な飾りを求めて家を出る。自分のみどりの葉と交換に、きれいな飾りを集めるもみの木。いつしか、みどりの葉はなくなってしまい…。表情は描かれていないけれど、最後のもみの木の誇らしく嬉しそうなことといったら!2025/11/12
Kimiko
1
図書室の新着。よい話。読んでもらうなら低学年から。2025/12/01




