出版社内容情報
10歳のシーリは、海賊船にさらわれた妹ミーキを取り戻すための旅に出る。海賊たちとその親玉シロガシラを追って氷海をめぐるなか、シーリは自然の厳しさだけではなく、過酷な状況でくらす人びとがほかの生き物をこき使ったり、弱者を押しのけたりするような、世界の問題にも立ち向かっていく。骨太なファンタジー。
内容説明
10歳のシーリは、海賊船にさらわれた妹ミーキを取り戻すための旅に出る。海賊たちとその親玉シロガシラを追って氷海をめぐるなか、シーリは自然の厳しさだけではなく、過酷な状況でくらす人びとがほかの生き物をこき使い、弱者を押しのけるような、この世界のかかえる困難にも立ち向かう。生きる勇気とは何かを教えてくれる、骨太な冒険ファンタジー。
著者等紹介
ニルソン,フリーダ[ニルソン,フリーダ] [Nilsson,Frida]
1979年生まれ。児童文学作家、翻訳家。2004年、ラジオドラマをもとにした作品『カラスのものすごいヒッチハイク旅行(Kr〓akans otroliga liftarsemester)』でデビュー。2014年にアストリッド・リンドグレーン賞を、2016年にはニルス・ホルゲション賞を受賞。2021年にスウェーデン・アカデミー児童文学賞を受賞。子どもたちへの愛情と社会への鋭い風刺にあふれた作風が話題となり、近年は壮大なファンタジー作品も発表。次世代のアストリッド・リンドグレーンと評される
ヤンソン,アレクサンデル[ヤンソン,アレクサンデル] [Jansson,Alexander]
1977年ウプサラ生まれ。現在はイェーテボリに在住。イラストレーター、グラフィックデザイナー、アニメーター。自身も絵本作家として活躍し、2020年にはさし絵を描いた『荒れ地(Tassemarker)』(Ebba Berg文)でエルサ・ベスコフ賞を受賞。フリーダ・ニルソン作品にも多数、さし絵を描いている
よこのなな[ヨコノナナ]
1977年生まれ。図書館勤務などをへて、翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜絵
corriedale_
takao
ぶたりんご