出版社内容情報
誕生日の朝,ブリジッドは年寄りの妖精パディーに出会いました.パディーは少々気難しく,意地悪なところがありますが,二人は友だちに…….アイルランドの伝説をもとに書かれた,ちょっと不思議な物語.
内容説明
小学2~4年向。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
パディーは174歳の小人。ブリジットは8歳の女の子、パディーと友だちになります。パディーはアイルランドで信じられている小人だそうです。 『司書と先生がつくる学校図書館』より4年生向け。 2019/11/06
ヴェルナーの日記
4
主人公ブリジットが、レプラコーンに出会う物語。レプラコーンは、妖精で『指輪物語』のエルフやホビットとか、『白雪姫』のノームと同種で、妖精界のトリック・スター。魔法を駆使し、悪戯を仕掛けるへそ曲がりなのだが、本作ではブリジットのよき友(ほか人には見えない)として登場する。レプラコーンは、何処かに黄金の壷を隠し持っているとの言い伝えがあり、ブリジットも内心、その壷のことが気になるのだが、P・V・W・R・H・オライリー(本作に登場するレプラコーンの名前)の心優しい性格に、次第に黄金の壷は気にならなくなっていく。2014/08/27
しずくちゃん
3
「キラキラ読書クラブ」の中に入っている本なのに、私が行く公共図書館では書庫の中でした。ちょっと残念! アイルランドの農場に両親と住む8歳の女の子ブリジットは、お誕生日にレプラコーンに会います。でもお父さんやお母さんには見えません。四つの条件がそろわないと会えないのです。そしてブリジットは次第にパディー(レプラコーン)と仲良しになっていきます。素朴な2人のやりとりが読んでいて心地よかったです。2022/03/16
きょんちゃめ
2
中学年から。リトル・ピープルと8歳の女の子ブリジットのおはなし。2016/08/31
おおとのさま
1
妖精とか小人って本当にいるのかな ? 子供のようには信じられないけど、信じる心は持っていたい。 2010/12/09