出版社内容情報
願いごとをかなえてくれるテントウムシの話,王さまにおかゆの食べかたを教えた娘の話など,「スプーンおばさん」のシリーズで知られる,ノルウェーの作家の素朴で楽しいおはなし6編.
内容説明
小学2~4年向。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
31
いつか、あるところに、ちいさいおばさんがひとりいました。……いいえ、そうではありません……それは、ちいさい女の子でした。■えー?! なになに?どーいうことなの?…と読み始めると、あらあら とっても楽しいメルヘンでした。『スプーンおばさん』でお馴染み、ノルウェーの作家 アルフ・プリョイセンの童話が6編。小さな生き物が出てきたり 子供やおじさんの問わず語りが楽しかったり、のびのびとした作風の ほのぼのとした良いお話♡ 素朴な線画の挿絵も愛嬌があって楽しいです。(1959年)(→続2018/07/28
縄文会議
7
1979年刊。作者はノルウェーの人で「小さなスプーンおばさん」の人。3年生くらいにぴったりのとてもいい短編集。6話入ってますがどれもとてもいい。幸せな気持ちになります。原著は1959年。2024/10/07
はなびや
5
昔話風の雰囲気を残したかわいいお話が多いです。一日一話的に読み聞かせするのも良さそう。2021/03/13
きぬた
2
大工とクリスマス小人の話がお気に入り。クリスマス小人だって名乗っても信じないような現実的な見方の世界において非現実的な世界に足を踏み入れるっていう藤子F不二雄でいうSF (すこし不思議)な話は、自分の日常にももしかしたらそういう出来事が起こるんじゃないかってわくわくする。全部暖かいお話だった。2021/03/15
のん@絵本童話専門
1
久しぶりの再読です。ファンタジックなんだけどくすっとしてしまう素朴な短編が6つ。一番好きなのは、『大工のアンデルセンとクリスマス小人』大工のアンデルセンが小人のお父さんと出会い、互いの行き先を交換し、クリスマスのサプライズをするのです。大工仕事ひとつで子供からおじいさんまでみんな喜ばせることができるなんて。低・中学年〜2023/01/21
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- 和書
- 夜をぶっとばせ