出版社内容情報
テディ・ロビンソンは,デボラという女の子のクマのぬいぐるみ.うぬぼれやで,おかしな歌をつくるのがとくいです.生まれてはじめてのたんじょう日パーティーで,テディ・ロビンソンは大はしゃぎ.そこで出会った人形のジャクリーヌをすきになります.とびきりゆかいなイギリス幼年童話の傑作,未邦訳のおはなしを新編集で.
内容説明
「木のてっぺんにいるぼくにばんざーい!」デボラちゃんのとくべつなともだちテディ・ロビンソンの、おかしくて、かわいくて、あったかーいおはなし6つ。
著者等紹介
ロビンソン,ジョーン・G.[ロビンソン,ジョーンG.][Robinson,Joan Gale]
1910‐1988。イギリスのバッキンガムシャー州生まれ。チェルシー・イラストレーター・スタジオで学ぶ。1941年に結婚し、2人の娘、デボラとスザンナをもうける。クリスマスカードや挿絵の仕事をしていたが、やがて自分でも子どものためのお話を書くようになる
小宮由[コミヤユウ]
1974‐。翻訳家、編集者。幼少期を東京で、学生時代を熊本で過ごす。大学卒業後、児童図書出版社に勤務。その後、留学をへて、子どもの本の仕事に携わる。2004年より東京・阿佐ヶ谷で、家庭文庫「このあの文庫」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
6年生ブックトーク授業【冬休みにおすすめの本】 国語で『きつねの窓』 https://bookmeter.com/books/523006 を学習しているので、絵本だけでなく読み応えのある本を紹介。読み応えのある本を希望する子もいるのでこちらをシリーズで選書。各章はテディ・ロビンソン~で始まる『 ベビーシッターになる / バレエ教室へいく / ~のたんじょう日 / 本になる / お人形病院へいく / 木にのぼる 』2021/12/20
Midori Matsuoka
5
くま好きなのに、未読だったため、ずっと気になっていた本。 テディ·ロビンソンはデボラという小さな女の子のテディベア、つまりぬいぐるみのくま。 ぬいぐるみだから自由には動きませんが、よくしゃべります。でも!ママや大人には多分テディ·ロビンソンのおしゃべりは聞こえていないもよう。 愛らしいくまで、詩人で、お調子者だけど素直でにくめないキャラクター。2021/04/21
サラサラココ
3
小1、いちばん面白かったのは、「テディ・ロビンソン お人形病院へ行く」。2020/03/25
くねくねさん
2
子供の頃、ぬいぐるみとか人形を並べて、頭の中で、みんなとお喋りしてたなぁ。子供の頃のそういう世界をそのまま物語にしてる。内容は、5~6歳向けだけど、字の大きさとかが中学年向けなんだよなぁ。低学年に、読んであげるとちょうどいいのかなぁ。女の子向けかな。2018/06/23
L&
2
レポートのために借りましたが予想以上に可愛かったです。目が直った人形のジャクリーヌに今まで美化して教えていた自分のテディベア像を焦って訂正しまくるロビンソンが可愛く……あと持ち主のデボラも可愛いです。可愛いしか言ってないですね自分。おもちゃ愛に溢れた人形ファンタジー作品で、トイ・ストーリーを思い出しました2015/01/11
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