賢者ナータンと子どもたち

個数:

賢者ナータンと子どもたち

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784001156508
  • NDC分類 K942
  • Cコード C8097

出版社内容情報

1192年、第三次十字軍との死闘の末、聖地エルサレムを手に入れたスルタン・サラディンは、ユダヤの商人ナータンに問いかける「イスラム教、ユダヤ教、キリスト教のうち、どれが唯一、真実の宗教か?」と。宗教の違いを乗り越え理性へと至る道、人類愛を説いた、18世紀ドイツの名作戯曲『賢者ナータン』を現代版にリメイク。

内容説明

一一九二年、キリスト教徒との死闘の末、聖地エルサレムを手に入れたイスラムの名主サラディンは、捕虜にしたテンプル騎士団のうち、ただひとり青年騎士の命を助けた。そして、その騎士は、ユダヤの商人ナータンの一人娘を炎の中から救い出す。たがいに惹かれあう騎士と少女を、大きな陰謀がのみこんでゆく…。宗教のちがいを超える愛を説いた、十八世紀の名作『賢者ナータン』をいきいきとリメイクした話題作。

著者等紹介

プレスラー,ミリヤム[プレスラー,ミリヤム][Pressler,Mirjam]
作家、翻訳家。1940年ドイツ生まれ。フランクフルトの芸術大学で造形を、ミュンヘンで語学を学んだ後、1年間イスラエルのギブツで働く。帰国後、さまざまな職業を経て、『ビターチョコレート』(さ・え・ら書房)、『マルカの長い旅』(徳間書店)など、話題作を送り出しながら、英語、オランダ語、ヘブライ語の翻訳者としても高い評価を得ている。2010年ドイツ児童文学賞・特別賞(作家賞)受賞

森川弘子[モリカワヒロコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆにす

7
舞台は第3次十字軍の時代のエルサレム。キリスト教徒の支配下にあった聖都がサラディン(イスラム教徒)により再征服されたとき。ユダヤ人の商人ナータンはキリスト教徒に妻と7人の子どもを虐殺されたのに、キリスト教徒の赤ん坊(女の子)を神の賜物として喜んでひきとり、大切な自分の娘として育てます。彼の家には、イスラム教徒もキリスト教徒も出入りします。偉大な支配者サラディンさえも、彼が賢者であることを認め、友情さえも生まれます。歴史的背景の理解と、宗教的知識が必要とされます。2012/03/02

まほ

3
「賢者ナータン」という戯曲のリライト?手引書みたいなものだそうです。戯曲は未読ですが、こちらは面白くかつ美しい物語。 つくづくエルサレムってすごい街だな、と思います。相反する信仰や価値観をもつ人々が隣り合って暮らしていて。当時はその上にサラディンが君臨しているわけですが、彼が征服後エルサレムに集う各信仰を侵さなかったからこの街は危ういながら均衡を保たれていたのですね。そしてその街で育つ子どもたちは…。 結局宗教というのは、個人にとっては、自分がどこから来てどこへ行くのかという人生の標みたいなもの。2012/01/28

putisiyante

2
これも日本人には、理解出来ない宗教の話。戯曲、賢者ナータンを分かりやすく小説にしたもの。三宗教、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教をヤータン、娘のレーハなどの考え方、話すこと、行動で上手く説明している。2012/08/21

naonchi

2
レッシングの「賢者ナータン」をYA向けに小説化。章毎に登場人物一人ずつ語らせるなど従来の戯曲から大きく離れ大胆に改作。ただし「賢者ナータン」を一体どれだけの人が知っているのかっ?民族紛争も宗教対立も、海外ニュースでしか知りえない子供にとってはハードル高いかなぁ・・・NGOや海外ボランティアに興味を持った子供たちにはお勧め。日本で例えれば「三本の矢」のお話が「三つの指輪」物語として語られるところが面白い。2012/07/13

ティパリン

1
戯曲「賢者ナータン」は全く知らないが、子供向けに小説化したこの本は読みやすかった。キリスト教もイスラム教もユダヤ教も、神に奉仕するために隣人を愛し善行を積むことは同じだという。なのになぜ、殺し合いが起きるのだろう。宗教が原因の紛争は今もある。ナータンは言う。「私には夢がある。いつの日か、人類が迷いを超越し、宗教が与えられた真の意味に気づく日が来ることだ」「けれども、それはただの夢にすぎない。現実はべつのものだ」理想と現実が重い。2013/09/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4341035
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品