内容説明
ある朝、玄関に馬が現れた。迷い馬と少年のすっとぼけた冒険の物語。
著者等紹介
ローゼンボーム,ヒルケ[ローゼンボーム,ヒルケ][Rosenboom,Hilke]
1957年生まれ。ドイツ、キール大学で言語学を専攻したのち、ハンブルクのジャーナリスト養成学校で学ぶ。シュテルン誌の記者を15年間務めた後、1995年から作家として幅広く活躍。ハンブルクと東フリースランド諸島に暮らし、2008年に死去
木本栄[キモトサカエ]
翻訳家。イギリス、ロンドンで生まれる。ドイツ、ボン大学卒業。ベルリン在住
クール,アンケ[クール,アンケ][Kuhl,Anke]
1970年生まれ、ドイツ、オッフェンバッハの造形デザイン大学で学ぶ。1999年以来、イラストレーターとして活躍し、現在はフランクフルトのアトリエグループ「ラボアlabor」のメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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杏子
4
突然、家の前に大きな馬が現れたとしたら…?小学生の男の子ヘルマンの対応はなかなか大したものだった。馬をかくまい、世話をしようと努力する。けれど生活の中に馬がいたような昔と違って、現代の世の中では馬一頭飼うのは難しい。ましてや子どもの手にはあまる出来事。どうなる?と思う暇なく、事態はあれよあれよというまに新たな展開に。介護施設で保護されていたファイヤーバッハさんが実は…。ハチャメチャお騒がせストーリーと思いきや、意外に深いものがあって考えさせる内容になっている。生きてる、ってことについて…考えちゃうよね〜!2011/06/29
pasta
1
このふざけた顔の馬が最後にはすんごく可愛く思えてくる…(//∇//) 2011/10/05
花
1
ある日家の前にやってきた馬。少年へルマンは、この馬には何か事情があるのだろうと考え、かくまおうとするのだが…。ドイツで子どもたちに人気があり、学校の副読本としても使われているという作品。イラストのすっとぼけた感じがかわいいです。2011/06/15
Rachel
0
「ヘアバンドを巻いたちょっと昔のスウェーデンのテニスプレイヤー」ビョルン・ボルグやがな(笑)2016/08/01