内容説明
この本の舞台は、スウェーデン南東部、スモーランド地方の小さな町ヴィンメルビーにある、ネース農場。そこには、働き者の両親と、四人の兄妹が暮らしていました。父サメラウグストと母ハンナは、子どもたちを温かく見守り、元気な少女アストリッドは、一つ年上の兄グンナルや、妹のスティーナ、インゲエードとともに、ゆたかな自然のなかでのびのびと成長します。そして、そばには、生涯の友となるマディケンも。50年近くにわたって、たくさんのすばらしい物語を生みだした作家アストリッド・リンドグレーン。あふれる空想力の、秘密の泉は、ここに…。
目次
ネースの四人兄妹
サメラウグストとハンナ
床におりない遊び
“お腹ぽん!”
アストリッドのミミズ
やさしいペッレとくすぐったがりの馬
作品の中では…
日曜日は、たいへん
おそろしい巨人バム‐バム
おばけ雌ブタと悪魔の“だんな”
スグリの下の魔法使い
アストリッドの人形、月へ行く
フクロウの木でのうれしい驚き
アストリッドの入学
子どもをぶつのは、ぜったいにだめ
本は魅力いっぱい
肥料槽は、“かがやく湖水”
不思議な魔法の紙
農道の柵と干し草便り
マディケン―世界一の友だち
鍵がかかっていたら、呼び鈴を押して
スモーランドでいちばん長い牛舎棟
サッカーに熱中するアストリッド
干し草の山にとびおりて
まっすぐになったマナッセのしっぽ
おがくずのなぞ
ヴィンメルビーの市
映画の好きなアストリッド
まるで、ピッピのごたごた荘
アストリッドのまわりの大人たち
何よりも大切なもの
サクランボの実る頃
アストリッドを訪ねる旅に出ませんか?
ヴィンメルビーを、ぶらぶらと
アストリッドのお墓
ネースへ行きましょう
やかまし村へ
北屋敷、中屋敷、南屋敷
つぎは、カットフルト農場(ジッベリイド村)
樹齢千年のヨーロパナラの木
遊びと寸劇の遊園地、アストリッド・リンドグレーン・ワールド
アストリッドに関するホームページ
それからのアストリッド
アストリッドの略年譜
アストリッド・リンドグレーンの作品一覧
アストリッド・リンドグレーンに関する本
アストリッドの兄妹の本
著者等紹介
ビヨルク,クリスティーナ[ビヨルク,クリスティーナ][Bj¨ork,Christina]
1938年スウェーデン生まれ。作家、デザイナー
エリクソン,エヴァ[エリクソン,エヴァ][Eriksson,Eva]
1949年スウェーデン生まれ。国立美術学校で学ぶ。『ママときかんぼうや』のさし絵でエルサ・ベスコフ賞を受賞
石井登志子[イシイトシコ]
1944年生まれ。同志社大学卒業。ルンド大学でスウェーデン語を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。