出版社内容情報
海辺に住む11歳の少年アレック．ボートレース出場をめざして必死に練習しているが，自分専用のボートが欲しくてたまらない．近所のおばあさんミス・ロングリーと親しくなり，アレックの夏休みは忘れられないものとなった．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
縄文会議
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ボートこぎに夢中の11歳のアレック。夢はお祭りで開かれるボートレースで優勝すること。町で行われたくじの一等の商品がボートだった。アレックの番号が本当は一等だったのに、とあるハプニングから四等にされてしまう。「こんなのフェアじゃない」と落ち込むアレックだが…ボートをこぐ描写の良さ。ミス・ロングリーや両親はじめ人々も魅力的。人間性を切り取る一言にはっとさせられる。アレックが考える「フェア」って子どものとき思ってたから、結末がよかった。気持ちよい夏を体感できる。2020/02/12
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