• ポイントキャンペーン

古城の幽霊ボガート

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784001155532
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

スコットランドの古い城に住む太古の霊ボガートは,ふとしたことでカナダの都会へ連れてこられた.突然の環境の変化に興奮したボガートは大騒ぎ,人々を混乱させるが…ニューベリー賞作家待望の新作.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マツユキ

11
昔からスコットランドの古城に住んでいる妖精ボガートは、いたずら好き。城の最後の住人が亡くなり、カナダに住む遠い親戚一家が相続する事に…。 想像していたストーリーとは違い、最後までどうなるか、どきどき。スコットランドへの憧れは変わりませんが、カナダの一家の暮らし(父の劇団、母の骨董屋、弟のパソコン)も楽しそう。ボガートのハロウィンや、最後のお祭りまで興味津々。トラブル続きですが(親子関係も)、ボガートとの暮らしは、かけがえのないもの。ボガートの悲しみも含めて、大事にしたい。少女少女の活躍と素晴らしい。2021/08/14

topo

7
太古よりスコットランドの古城に住まう妖精ボガートに一瞬で魅了される。いたずら好きながら繊細で亡き城主を想うボガート、ボガートと子どもたちの魂の触合いに涙が溢れる。 たまらなく大好きな一冊。 ハロウィンの起源となったサムハイン(サウィン)祭、女神ケラッハ・ヴェーラなどケルト神話に関連するエピソードも盛り込まれ、興味津々。 妖精ボガートの住むキープ城はスコットランドに現存するストーカー城がモデルだそう。 山に囲まれ水面に佇む古城の幻想的な姿は妖精の存在を感じさせてくれる。2021/04/11

HISA

3
☆☆☆妖精の存在を受け入れ、親しむ子どもの純粋さがいいなと思った。最後の帰り方はよく分からなかったけど、新しい住人もいて良かったね、ボガート。2024/09/06

MIO

3
スコットランドの妖精ボガートは、いたずらが生きがいの妖精で、キープ城で代々のマクデボンと暮らしてきた。自然の魔法の冷たい心の世界に属し、人間の心の温かさを受け入れないが昔人間を友にしたことがある。最後のマクデボン老人が亡くなり、キープ城はカナダの遠い親戚のキャンベル家に相続された。古い城を売りに出したキャンベル家だが、家具をいくつか持ち帰る。その中にボガートが入ってしまう。カナダで騒ぎを巻き起こすボガートに気づいた姉弟はコンピューターを使ってボガートを帰そうとする。悪くもないがお薦めでもない。2021/08/10

ヴェルナーの日記

3
「ボガード」といえば、ハリー・ポッターの「アズガバンの囚人」を思い出してしまう。彼の作品では「物まねボガード」の名前で、相手が最も苦手とする物に変身する妖怪として、ルーピン先生の授業に登場する。ロンには蜘蛛、ハリーにはディメンターの姿で現れる。本作では悪戯好きな小妖精の姿で登場し、基本的に場所に取り付く習性のようでリン湖に小島に浮かぶキープ城に棲みついている、しかし、本城の主、マクデボン一族の最後のマクデボン氏が亡くなって、この古城が遠縁のエミリー一家が相続することになった、当然、ボガードも一緒に……。2014/06/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/26763
  • ご注意事項

最近チェックした商品