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内容説明
テックの巨人「GAFAM(グーグル、アップル、メタ、アマゾン、マイクロソフト)」は、米国株式市場を一手に牽引するほど肥大化を続けている。他方で、中央集権から分散への動きも始まっている。GAFAMの寡占体制にあらがうべく「ウェブ3.0」という新しい思想が芽吹いている。ブロックチェーン技術をベースに個人と個人が直接つながる世界は、プラットフォーマーによるデータ独占と正反対だ。
だがGAFAMもメタバースという次世代市場の獲得を狙う。「ウェブ3.0」の最前線や、マーケティングの常識を変えるNFTにも迫り、なぜメタバースに傾注しているのかを徹底解明する。
本誌は『週刊東洋経済』2022年4月16日号掲載の30ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。
目次
〔プロローグ〕肥大化するGAFAM
【GAFAMの新競争戦略】
強まるプライバシー保護 曲がり角のネット広告
日本企業の個人情報保護対応も待ったなし
メタバース熱狂の深層
建設現場にもメタバース
INTERVIEW 「GAFAMとの戦い方 空中戦の力を身に付けろ」(冨山和彦)
埋め込み型金融への猛攻
縦横無尽に狙うヘルスケア
【分散型経済の衝撃】
ポストGAFAM ウェブ3・0に集まる熱視線
INTERVIEW 「ブロックチェーンの力で搾取のない経済を実現」(渡辺創太)
NFT × ビジネス最前線
STOが占う金融業界の行方
不動産で始まるトークン投資
ステーブルコイン規制の行方
【ウェブ3・0の未来】
INTERVIEW 「オールジャパンでデジタル通貨の普及を」(勝 栄二郎)
INTERVIEW 「金やエネルギーなどの取引を個人にも提供」(加藤次男)
INTERVIEW 「NFTとクリプトを持つ体験を身近に」(伏見慎剛)
INTERVIEW 「日常で友達とシェアするNFTにしたい」(林 仁奎)
〔エピローグ〕「デジタル敗戦」から日本は巻き返せるか