出版社内容情報
父母が離婚し,祖母と暮らす13歳のキャシー.母は,テロ活動のために家族を捨てた父のことを「領土のために闘うオオカミのような人」だと言うのだが……崩壊した家庭のなかで真の自分を求める少女.
内容説明
テロ活動のために家族を捨てた父のことを、母は、「領土のために闘うオオカミのような人」だと言う。でも本物のオオカミは決して家族を見捨てない動物なのに…。崩壊した家庭のなかで真の自分を求めてたたかう13歳の少女キャシーの姿を、現代イギリスの社会事情を背景に浮きぼりにした問題作。
感想・レビュー
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- 和書
- さして重要でない一日