出版社内容情報
ミス・ビアンカは囚人友の会の反対をおしきって,スイレン池の古塔に幽閉されている極悪人マンドレークを救いだそうと決心します.ボーイスカウトの隊長シャーンの協力だけがたよりです.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
21
囚人友の会の議長を引退するビアンカ。引退祝いに郊外の公園のスイレン池へ舟遊びに行くことになりました。池の真ん中には小島があって、古くてツタに覆われた塔が立っています。その塔の窓枠に小さな白い布が突き出て、風に揺られていました。ビアンカは、彼女お得意の"第6感"によって、ネズミのボーイ・スカウトたちに取り行かせます。その布はハンカチの一部であり、J・フロマージュと名前が入っていました。フロマージュといえば、前巻で悪逆非道の公爵夫人に仕えていた侍従長ではなりませんか!なんと塔には彼が閉じ込められていたのです。2014/12/25
kiriya shinichiro
2
この巻も、ガース・ウィリアムズの挿絵がものすごく可愛い。これ見るだけでも子どもは楽しいと思う。途中まで無理難題と思われていたものが、思わぬ方向から解決する。すごいなボーイスカウト。バーナードが無事で良かった。最後に、訳者が作者の家を探訪したエピソードが載ってるんだけど、これも素敵な話だった。2016/07/11
みつき
2
読了。シリーズ読破後にまた。2015/11/06
初美
2
一時間ほどで読了。孤児を逃がすという失態で古塔に閉じ込められたマンドレーク(前作登場キャラ)の救出劇+改心するまでの話。今回はバーナードの活躍があまりなくて残念だったのですが、ボーイスカウトのまとめ役シャーンや競走馬サー・ヘクターなど魅力的な新キャラクター達とのやりとりが楽しかった!終盤からラストにかけての展開はお気に入り。ほっこり幸せな読後感が味わえました♪2012/12/31
フェアリー
1
ミス・ビアンカは囚人友の会の反対をおしきって、スイレン池の古塔に幽閉されている2作目で登場した極悪人マンドレークを罪を認め、心底悔い改めているを確かめ救いだそうと決心します。2011/09/12
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