講談社文庫
河童の手のうち幕の内

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  • サイズ 文庫判/ページ数 325p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062753227
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

小説『少年H』の作者で舞台美術家、そして“覗きの達人”が創作の舞台裏を明かす。世界中どこに行っても宝物が見つかる旅にしてしまう秘訣。さらに河童が本名になるまでの闘い、ライター丸呑み事件などなど痛快エピソード満載のイラスト&エッセイ。読めば誰でも描ける(!?)河童流俯瞰図の秘伝まで大公開。

目次

1 河童の『旅』(本を訪ねて北の果て;神話の舞台『ザ・山陰』;旧山陽道を歩く;北国街道『海野宿』;“歴史体感”オランダ村 ほか)
2 河童はなぜ『河童』なのか(ぼくはやっぱり神戸っ子;藤原ダンナという人がいた;『河童』という名前の由来;雨漏り誘導装置;カミさんが嫁に来た日 ほか)
3 河童的雑学ノート
秘伝公開 河童流俯瞰図の描き方

著者等紹介

妹尾河童[セノオカッパ]
1930年神戸市生まれ。グラフィック・デザイナーを経て、1954年、独学で舞台美術家としてデビュー。以来、演劇、オペラ、ミュージカルと幅広く活躍し、「紀伊國屋演劇賞」「サントリー音楽賞」など多数受賞する。エッセイストとしても知られ、著書も多い。また、小説『少年H』は大きな反響を呼び、毎日出版文化賞特別賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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本の蟲

14
未読補完の妹尾河童エッセイ本。前半は北の果て『稚内』の本屋に並ぶまで出版物を追いかける、旧山陽道、山陰地方、世界各国の城を訪ねる等の旅ルポ。日千三百万冊という出版流通の巨大さ複雑さに圧倒されたが「今は昔」なのが寂しい。後半は本人の日常やこれまでについて。少年Hが河童と戸籍改名するに至ったいきさつに、家庭裁判所へ提出した申立書全文がひたすら愉快。細かく書き込まれたイラストは見ているだけで楽しいが、著者のエッセイには欠かせない室内俯瞰図の技法解説もあって、とことん理詰めで描かれているのがよくわかる。2025/12/04

N

2
面白い。妹尾河童の旅行記とエッセイ。旅行記ひとつでも綿密な下調べと稚気に富んだ独自の解釈がポンポンと出てきて非常に心地よい。文章も上手いし、とても人柄がいいのだろう。妹尾河童は子どもの頃に少年Hを面白く読んだきりになっていたけれど、読みたい本が増えた。2016/07/09

ハカセ

2
書かれている内容は非常に多岐にわたる。結婚生活のことや名前の由来、旅行記、日常生活で気になったこと(所感?)等。それらに関する著者の考えも一見気楽なようだが、「よく勉強しているだな」という知識の裏づけを感じさせる。というか、この人の場合勉強というか「気になって調べていたらいつんまにか詳しくなった」といった途方もない「こだわり気質」のほうをまず第一に感じる。でも、本当に気楽な雰囲気漂っていて良い意味で力を抜いて読める。2011/10/22

chiy+

2
同僚が貸してくれた本の1冊目。河童さんの興味の範囲が多岐にわたることが伝わってくる。「河童の名前の由来」もよく分かった。また、こだわりの強い人の周りには同じような人が集まるんだなとおもしろかったのが、「河童の蠟人形顛末記」。河童に似せるためにしわを克明に彫ったり、毛髪の一本一本の生える向きまで観察して植毛したりと「気の遠くなる凝り屋の仕事」そのものだった。2011/09/03

風祭

1
面白かった!藤原義江さんの話と蝋人形の話が残った2014/10/11

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