内容説明
小説『少年H』の作者で舞台美術家、そして“覗きの達人”が創作の舞台裏を明かす。世界中どこに行っても宝物が見つかる旅にしてしまう秘訣。さらに河童が本名になるまでの闘い、ライター丸呑み事件などなど痛快エピソード満載のイラスト&エッセイ。読めば誰でも描ける(!?)河童流俯瞰図の秘伝まで大公開。
目次
1 河童の『旅』(本を訪ねて北の果て;神話の舞台『ザ・山陰』;旧山陽道を歩く;北国街道『海野宿』;“歴史体感”オランダ村 ほか)
2 河童はなぜ『河童』なのか(ぼくはやっぱり神戸っ子;藤原ダンナという人がいた;『河童』という名前の由来;雨漏り誘導装置;カミさんが嫁に来た日 ほか)
3 河童的雑学ノート
秘伝公開 河童流俯瞰図の描き方
著者等紹介
妹尾河童[セノオカッパ]
1930年神戸市生まれ。グラフィック・デザイナーを経て、1954年、独学で舞台美術家としてデビュー。以来、演劇、オペラ、ミュージカルと幅広く活躍し、「紀伊國屋演劇賞」「サントリー音楽賞」など多数受賞する。エッセイストとしても知られ、著書も多い。また、小説『少年H』は大きな反響を呼び、毎日出版文化賞特別賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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