出版社内容情報
ダイヤの館で不幸な日々を送る少女ペイシェンスを救いだそうと,ミス・ビアンカは仲間を説得します.しかし,心の冷たい大公妃の住むダイヤの館の恐ろしさは,みんなの想像を絶するものでした.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
15
同シリーズの2巻目。ミス・ビアンカが秘密結社『囚人友の会』の議長に選出され、新たなる任務に赴く。ただ、この『囚人友の会』というネズミ結社は、そこはかとなく『フリー・メイソン』を髣髴させる。第1巻を読むと分かるけれど、モットーがよく似ているんだよね。毎度ながらミッション・インポッシュブル(不可能な任務)を偶然というご都合主義で達成してしまうのが、本シリーズのナンセンスで面白いところ。2014/11/27
kiriya shinichiro
2
バーナードが日記書いてる絵が可愛かった……これものすごく片思いなんだな。イギリスの階級差ってほんと怖いや。イントロで「んん?」と思ったけど途中から面白くなって最後まで読ませてしまう。うまいよね、これ。2016/07/08
初美
2
一人ダイヤの城に残ってペイシャンスを励まし続けたビアンカの勇気に拍手。それと、バーナードかっこいいよバーバード。ペイシェンスの仕打ちが可哀想で見てて辛かったのですが、最後はハッピーエンドで良かった…!末永くお幸せにね!2012/05/05
フェアリー
2
ミス・ビアンカ シリーズの第2弾。たくさんのねずみで乗り込んだけど、ロボットの侍女にびっくりして退散。ミス・ビアンカが一人でもダイヤの館に残り、大公妃に冷たくこき使われていた8歳の女の子ペイシェンスを救出するおはなし。心細いビアンカをバーナードは助けに来るかな・・・?2011/09/11
ぷっこ
2
ディズニーのを観て、15年ぶりに再読。原作がこの巻だってのはわかったけど、読み返したらディズニー版は相当設定が変えられてる…。 子供の時と同じで、お上品な鼠お嬢様の冒険にはえらく心がくすぐられた。2011/08/05