出版社内容情報
母親になったつもりで子ねこのせわをやく女の子の心情と,やんちゃな子ねこのおひげちゃんの無邪気なしぐさを描いた,ユニークな絵本.レーベデフは,ソビエトの代表的な絵本作家.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじ
20
こちらは打って変わってスタンプ画?ちょっと時代を感じる絵本。岩波の子どもの本シリーズは、もしかしてかなりしゃべり口調、というか語りかけて読むことを考えた文にになってる?子ネコを子どもの目線でせっせと可愛がるお話。しかしその視点がズレてるのが可愛らしい。そして後半はいろんな狩猟を描いた図鑑みたいなページ。2021/12/22
mntmt
19
女の子のおもちゃにされて、かわいそうなこねこ!愛らしい絵です。2016/08/02
たまきら
18
図書館放出本。やさしい絵、詩的な言葉がいいです。本当に小さかった頃、歌うように読んであげたのを思い出しました。2016/06/01
gtn
11
愛玩動物はかわいがる。野生動物は狩る。すべて人間の都合である。2019/12/26
新田新一
6
『しずかなおはなし』を書いたマルシャークによる絵本。『しずかなおはなし』の静謐な雰囲気とはだいぶ異なっています。小さな女の子が、自分の猫に無邪気に語りかけていきます。淡いタッチのパステル調の絵が綺麗です。とてもリズミカルな翻訳で、読み聞かせにぴったりです。自分が昔飼っていた猫のことを、懐かしく思い出しました。2023/07/11