岩波の子どもの本<br> やまのたけちゃん

岩波の子どもの本
やまのたけちゃん

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊(頁/高さ 21X17cm
  • 商品コード 9784001151206
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

山の村に住む元気なたけちゃんは1年生になりました.仲よしのてるちゃんやよっちゃんといっしょに,たんぼに来るカラスを追いはらったり,たきつけにする落葉を集めたり,お手伝いにも忙しい毎日です.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

22
この世界を知っている私は、すっかりシルバー世代です。 お膳で食べるご飯、牛に引かせる荷車、終戦間もない暮しだと思ったら、そののどかさに平和を感じました。 その当時の当たり前に哀愁を感じました。 落ち葉かきにでかけて、お兄ちゃんが以前になくした野球帽、お姉ちゃんがなくした赤いセータを、見つけるという、意外で強引な展開がグサリと来ました。 戦争で見失っていたものを象徴させているのではないかと、深読みするのは考えすぎでしょうか。 モノクロームの絵や、色調を抑えた絵の中で、セーターの赤が、くっきりと印象的でした。2022/02/07

遠い日

20
これはきっと石井さんの山での暮らしが反映された作品なのだろう。「はる」の章、「あき」の章で、素朴な山の子どもたちの日常を描く。山には山の楽しみがあって、子どもたちは遊びを通じて、暮らしを身につけていく。秋の山、落ち葉掻きでの失敗には、お兄さんお姉さんの過去も見えるようになっていて、楽しい。2016/04/13

gtn

15
懐かしい田園風景と子供の頃の思い出を、懐かしいタッチで描く。日本にはかつてこんな暮らしがあった。2019/12/01

ヒラP@ehon.gohon

13
【再読】大人のための絵本。2022/02/13

fumikaze

8
昔の子供達は(今でもそういう家庭はあるのだろうが)家の手伝いをよくしたのだと感心。しかも無理矢理ではなく、兄、姉が手伝っているのを見て下の子供達も率先してお手伝いをしたがっているし、実際とても楽しそう。2019/12/04

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