岩波少年文庫<br> 火明かり―ゲド戦記別冊

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岩波少年文庫
火明かり―ゲド戦記別冊

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  • サイズ B40判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784001146325
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

出版社内容情報

まどろみながら彼は、はてみ丸のことを考えていた。あの小さな舟で旅した日々を――。作家の没後に公表された〈ゲド戦記〉最後のエピソード「火明かり」。ほか、未邦訳短編「オドレンの娘」、『夜の言葉』よりエッセイ3編、講演「「ゲド戦記」を“生きなおす”」などを収めた、日本語版オリジナル編集による別冊。解説=中島京子

内容説明

まどろみながら彼は、はてみ丸のことを考えていた。あの小さな舟で旅した日々を―。作家没後に公表された「火明かり」ほか、未邦訳短編、エッセイ・講演などを収めた、日本語版オリジナル編集の別冊。中学以上。

目次

オドレンの娘
火明かり
アメリカ人はなぜ竜がこわいか
夢は自らを語る
子どもと影と
「ゲド戦記」を“生きなおす”

著者等紹介

ル=グウィン,アーシュラ・K.[ルグウィン,アーシュラK.] [Le Guin,Ursula K.]
1929‐2018。アメリカの作家。カリフォルニア州バークレー生まれ。父は文化人類学者A.L.クローバー、母は『イシ―北米最後の野生インディアン』の著者シオドーラ・クローバー。『闇の左手』をはじめとする大人向けのSF作品でヒューゴー賞、ネビュラ賞など、数々の賞に輝く。「ゲド戦記」シリーズで、世界中で飛躍的にファン層を広げた

井上里[イノウエサト]
英米文芸翻訳家。共立女子大学文芸学部専任講師。早稲田大学第一文学部卒業後、2021年にイギリスのイースト・アングリア大学院にて文芸翻訳の修士号を取得

清水真砂子[シミズマサコ]
翻訳家、児童文学研究者。青山学院女子短期大学名誉教授

山田和子[ヤマダカズコ]
翻訳家、編集者

青木由紀子[アオキユキコ]
児童文学研究者、翻訳家。和洋女子大学名誉教授

室住信子[ムロズミノブコ]
翻訳家、青山学院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Die-Go

34
『EarthSea』世界の最後を締めくくる短編と作者のエッセイ、講演。表題作は、ゲドの最期に向かっている姿を描写しているが、悲しさよりも幸福感を感じさせる。海こそがこの世界の全てを包括するものなのだと改めて思わされた。★★★★★2025/06/21

ひろみ

13
6巻に及ぶゲド戦記の最終譚と、ル=グウィンさんのいくつかのエッセイで構成されています。この5月に刊行されたばかり。とても面白かったです! 彼女はまず地図を書き、キャラクターが動くのを待つことでこのお話を創ったとのこと。彼女も「知る」のだそうです。 そして、ファンタジーの果たす役割について。米英の違い。彼女の話には「指輪物語」がよく出てきますが、「ハリー・ポッター」と並んでイギリスのものです。ファンタジーは大人のものでもある。 「ゲド戦記」を入れ込んで読んだのはコロナの頃でした。もう一度読み直したいなぁ。2025/07/21

flocon

7
後半の評論部分、小説よりするする読んでしまった。評論のほうが「平易」なのは、それだけル=グィンが思想を物語として凝縮するのがうまいということなのかも。それにしても6冊読んできたあとの表題作の静かな時間はなんとも言えず。2018年発表で、作者が亡くなったのがその年の1月。評論部分の多弁さから、この経緯も聞けるような気がしてしまう。まだ経験していないテーマを扱った巻がまとまっていないとあったけれど、実際の死はどうだったのかと考えるとしんみり。でもその巻が一番エンタメ度が高いのもル=グィンらしくておもしろい。2025/06/27

A.Sakurai

7
『ゲド戦記』シリーズの最後に書かれた2つの短編がメイン.表題作はハイタカが逝去間近いベッドの上でテナーに介護されながら過去を振り返るという,まさに終幕.作者の没年に発表されたというのも感慨深い.短編のほかに収録されているエッセイは主に第4作『帰還』での転換を語っているが,もう一つの収録短編「オドレンの娘」はまさにその転換後の視点を如実に示している.初期三部作でも伝統ファンタジーの大道具小道具を使いながらも内面世界を書いていたとはいえ,『帰還』の衝撃は今も鮮やか.ゲド戦記はこの転換があってこその作品だろう.2025/06/07

timeturner

5
表題作は掌編だけどなんともいえない充足感が残る。併録のエッセイや講演から読み取れる作者自身の考えを知った状態で《ゲド戦記》シリーズを読み返したくてたまらなくなった。それにしても、今にして思えば《ゲド戦記》という日本でのシリーズタイトルはどうなのかね。2025/07/21

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