岩波少年文庫<br> 火明かり―ゲド戦記別冊

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

岩波少年文庫
火明かり―ゲド戦記別冊

  • ウェブストアに105冊在庫がございます。(2025年08月21日 02時59分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B40判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784001146325
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

出版社内容情報

まどろみながら彼は、はてみ丸のことを考えていた。あの小さな舟で旅した日々を――。作家の没後に公表された〈ゲド戦記〉最後のエピソード「火明かり」。ほか、未邦訳短編「オドレンの娘」、『夜の言葉』よりエッセイ3編、講演「「ゲド戦記」を“生きなおす”」などを収めた、日本語版オリジナル編集による別冊。解説=中島京子

内容説明

まどろみながら彼は、はてみ丸のことを考えていた。あの小さな舟で旅した日々を―。作家没後に公表された「火明かり」ほか、未邦訳短編、エッセイ・講演などを収めた、日本語版オリジナル編集の別冊。中学以上。

目次

オドレンの娘
火明かり
アメリカ人はなぜ竜がこわいか
夢は自らを語る
子どもと影と
「ゲド戦記」を“生きなおす”

著者等紹介

ル=グウィン,アーシュラ・K.[ルグウィン,アーシュラK.] [Le Guin,Ursula K.]
1929‐2018。アメリカの作家。カリフォルニア州バークレー生まれ。父は文化人類学者A.L.クローバー、母は『イシ―北米最後の野生インディアン』の著者シオドーラ・クローバー。『闇の左手』をはじめとする大人向けのSF作品でヒューゴー賞、ネビュラ賞など、数々の賞に輝く。「ゲド戦記」シリーズで、世界中で飛躍的にファン層を広げた

井上里[イノウエサト]
英米文芸翻訳家。共立女子大学文芸学部専任講師。早稲田大学第一文学部卒業後、2021年にイギリスのイースト・アングリア大学院にて文芸翻訳の修士号を取得

清水真砂子[シミズマサコ]
翻訳家、児童文学研究者。青山学院女子短期大学名誉教授

山田和子[ヤマダカズコ]
翻訳家、編集者

青木由紀子[アオキユキコ]
児童文学研究者、翻訳家。和洋女子大学名誉教授

室住信子[ムロズミノブコ]
翻訳家、青山学院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shikashika555

36
大魔法使い、賢者、英雄だった男の人生の終わりの物語。 老いて1日の大半をベッドでうとうとと寝て過ごし、起き上がるのも億劫で、食事はスープをひと匙ふた匙と口に運ぶ。 魔法の力を失い、かわりに男としての性を取り戻し、そばに愛した女性がいれば人生上出来ではないか。 よろこびに満ちて「解き放たれ」た老爺。 大往生である。2025/07/25

Die-Go

34
『EarthSea』世界の最後を締めくくる短編と作者のエッセイ、講演。表題作は、ゲドの最期に向かっている姿を描写しているが、悲しさよりも幸福感を感じさせる。海こそがこの世界の全てを包括するものなのだと改めて思わされた。★★★★★2025/06/21

Mc6ρ助

20
『・・ビジネスマンの価値観からすると、即座に有形の利益をもたらす行為でないかぎり、正当なものとは認められません。・・もっとも、ビジネスマン諸氏もときにはベストセラーくらいは読む気になるかもしれない。ですがそれは、・・ベストセラーだから―――成功して、お金のもうかっている作品だからです。ビジネス界に住む人たちの不可解な心には、こんなことが作品の存在意義ともなるらしいのです。(p128)』参院選後の自民党の人たちの自己認識に疑問が尽きないが、やはり爺さまにはゲド戦記は手に余る(いや、関係ない話か)。2025/07/27

とも

19
最近読み終えたゲド戦記に続きが出て驚いた。落ち穂的な短編とエッセイ集、これが本当に最後のようだ。「火明かり」ではゲドの最期の一時が描かれる、数年前に亡くなったル・グウィン自身と重ねて読んだ。 エッセイは拾い読み。「自分がいずれは死ぬことを認識したときこそ、幼年期の終わりであり新しい人生が始まるとき」が印象に残った。2025/08/19

ひろみ

17
6巻に及ぶゲド戦記の最終譚と、ル=グウィンさんのいくつかのエッセイで構成されています。この5月に刊行されたばかり。とても面白かったです! 彼女はまず地図を書き、キャラクターが動くのを待つことでこのお話を創ったとのこと。彼女も「知る」のだそうです。 そして、ファンタジーの果たす役割について。米英の違い。彼女の話には「指輪物語」がよく出てきますが、「ハリー・ポッター」と並んでイギリスのものです。ファンタジーは大人のものでもある。 「ゲド戦記」を入れ込んで読んだのはコロナの頃でした。もう一度読み直したいなぁ。2025/07/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22556499
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品