岩波少年文庫<br> ぼくが子どもだったころ

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岩波少年文庫
ぼくが子どもだったころ

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  • サイズ B40判/ページ数 316p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784001146288
  • NDC分類 K943
  • Cコード C8397

出版社内容情報

貧しい家に生まれたひとり息子は、両親の愛情をまっすぐに受けとめて育ち、働きづめの母親を懸命に支えた。大好きな体操、個性的な先生たち、つらかったクリスマス、大金持ちになったおじ、母親との徒歩旅行……軽妙かつ率直に語られる数々のエピソードが胸に迫る。ケストナーのエッセンスがつまった傑作自伝、待望の新訳。

内容説明

「いちばん大切なのは、楽しかろうが悲しかろうが、子ども時代だ。忘れられないことは忘れてはいけない!」親子の情愛、たゆまぬ努力…軽妙かつ率直に語られるエピソードが胸にせまる。ケストナーのエッセンスがつまった傑作自伝。中学以上。

目次

ケストナー家とアウグスティン家
小さなイーダと兄弟たち
将来ぼくの親になるふたりがついに出会う
トランク、腹帯、ブロンドの髪
ケーニヒスブリュッケ通りとぼく
先生、先生、先生ばっかり
大車輪と入学式のお菓子の袋
だいたい八歳の男の子がだいたい一日にすること
人生のささいなことがらについて
深刻な結末をむかえたふたつの結婚式
子どもの悩み
フランツおじさん、大金持ちになる
アルベルト広場の邸宅
レーマン先生のふたつの顔
母、水を行き、陸を行く
一九一四年

著者等紹介

ケストナー,エーリヒ[ケストナー,エーリヒ] [K¨astner,Erich]
1899‐1974。ドイツの詩人・作家。ドレースデンに生まれる。貧しい生活のなかから師範学校に進学するが、第一次世界大戦で徴兵される。除隊後、大学に進み、在学中より執筆活動をはじめ、新聞社に勤務。1929年『エーミールと探偵たち』で成功をおさめ、子どものための本をふくめ作品をつぎつぎと発表。やがてナチスにより迫害を受けるが、屈せずに書くことを続けた。1960年、本作とそれまでの作家活動にたいして第3回国際アンデルセン賞を受賞

池田香代子[イケダカヨコ]
1948‐。ドイツ文学翻訳家、口承文芸研究家。東京生まれ

レムケ,ホルスト[レムケ,ホルスト] [Lemke,Horst]
1922‐1985。ドイツのベルリン生まれ。商業デザイナーを経て、雑誌や書籍のイラストレーターとして活躍。ヴァルター・トリアーの死後、親交のあったケストナーの児童書の挿絵を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

38
あっ、ケストナーにこんな本があったんだ!とビックリして手に取りました。初版は1957年。絵も懐かしい感じ。昔子どもの頃読んだ本のかおりがします。この作家さんがどうしてこんな作家さんになったんだろう?という私の好奇心は、裏切られませんでした。思わず笑ってしまうようなエピソード、皮肉たっぷりな世間の描写はまさにケストナー節!…そんな中でお母さんを語る言葉には深い愛と悲哀が感じられてどきっとしました。彼は自分の中の子どもにも文章を書いていたのかなあ…。2023/11/29

スター

33
 著者のケストナー自身が15歳になり第一次世界大戦が始まるまでの子供時代を書いた自叙伝。ケストナーの本を読むのは初めてだったけど面白かった。  第一世界大戦前のケストナーの故郷であるドイツのドレースデンの様子が生き生きと描かれている。2024/08/03

Roko

27
子ども時代のいたずらや体験が彼の作品に大いに生かされていたということが、この本を読んでよくわかりました。馬を売買してお金持ちになった伯父さん夫婦のこと、体罰をする先生のこと、働く子どもたち、母親と山を歩いたり、お芝居を見たりしたこと、父親がランドセルを作ってくれたこと。ドレースデンという美しい街で育ったこと、1945年の空襲でこの街が破壊されてしまったこと。エーリヒ・ケストナーという人の繊細さも強さも、すべてがこの子ども時代に培われたものなのです。様々な経験を彼に与えてくれた両親や町の人たちに感謝です。2023/09/26

北風

16
ロッテや点子ちゃんが好きなので、ケストナーのエッセイということで興味津々。他の作品には、やはり彼の人生が詰まっていた。探偵エーミールに、アントンなど、彼自身が反映されているのがわかる。あとは、飛ぶ教室とかね。基本、貧しくても頑張ってるのは、ケストナーの子供時代も同じなんだな。つか、犯人を尾行するって、実際にしていたなんて! 彼は、親戚のおじさんたちみたいに金持ちになろうとはしなかったのか。お母さん頑張り過ぎ。息子のために、献身的すぎて追い詰めていたのが、なんか、…いつの時代も母親の愛情は強し。2023/08/27

Alm1111

12
「エーミール」も「飛ぶ教室」も「ふたりのロッテ」もぜんぶこの子どもの頃の思い出に詰まっていた!!そして人生を上質なユーモアで包んでくれる名文句のオンパレード。「月たちはせっかちだ。年たちはもっとせっかちだ。十年たちがいちばんせっかちだ。ただ思い出だけが、ぼくたちとじっくり向きあってくれる」「そんなにもうけて、いったいなんになるんだろうなあ!カツレツをもう一枚食べられるもんじゃない。帽子をもう一個、頭に乗せられるわけでもない。お棺の中じゃ金の使い道はない。虫はただで食ってくれるよ」2025/02/12

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