内容説明
デパート開店の日、アーベルチェと三人の客を乗せたエレベーターは、空へ飛び出してしまいます!人助けをしたり、革命に巻きこまれたり、アーベルチェたちは世界を旅することに。オランダで愛されてきた、夢いっぱいの冒険物語です。小学4・5年以上。
著者等紹介
シュミット,アニー・M.G.[シュミット,アニーM.G.][Schmidt,Annie M.G.]
1911‐95。オランダの作家。ゼーラント州カペレに、牧師の娘として生まれる。司書として働いた後、子どものための物語や詩、劇やテレビ番組の脚本など幅広い世界で活躍。1952年から新聞紙上で連載を始めた『イップとヤネケ』は大人気作品となる。64年には「青少年のための国家賞」、88年には「国際アンデルセン賞」を受賞。『魔法をわすれたウィプララ』と『オッチェ』で金の石筆賞を、『ネコのミヌース』と『ペテフレット荘のプルック』では銀の石筆賞を受賞している
西村由美[ニシムラユミ]
東京外国語大学英米語学科卒業。1984‐86年、オランダに在住。帰国後は、外務省研修所などでオランダ語を教えながら、オランダ語作品の翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
50
ギャグのつもり?かと疑うほど、発想は翔んでいる。けど、机の引き出しにタイムマシンを受け入れている私には普通に物語にはいれ、クスリ、ニヤリとしながら読めた。教訓もあり、楽しく読める。2017/05/04
新地学@児童書病発動中
15
子供向けの本だけど、大人が読んでも十分楽しめます。単に私が幼稚なだけ?(笑)オランダのデパートのエレベーターが空へ飛びだして、アメリカや南米の架空の国へ飛んで行ったりします。偶然そのエレベーターに乗り合わせた4人の登場人物もみんな存在感があり、息を継ぐ間もなく、次々と奇想天外な冒険が展開して、ページをめくるのがもどかしい、という最上のお話を読む喜びを味わせてくれる傑作。2012/04/06
り
2
児童文学のタイトルの冒険ってなんでこんなに恐ろしいのでしょう。2022/05/10
まち
1
思いがけなく、空飛ぶエレベーターに乗り、世界を旅するお話。仲間たちも個性的。 ニューヨークの話が一番好き。 2018/03/27
dumpty
1
空飛ぶエレベーターに乗っての大冒険。冒険は行って帰ってこなくてはなりません。その帰り方といったら、もう!2012/10/18
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