出版社内容情報
自由な生活を楽しんでいる世界一強い女の子ピッピが,こんどは友だちのトミーやアンニカ,馬やサルもいっしょに連れて,お父さんと南太平洋の島に出かけます.ゆかいなピッピの第3話.〔解説・落合恵子〕
内容説明
自由な生活を楽しんでいる世界一強い女の子ピッピが、こんどは友だちのトミーとアンニカ、なかよしの馬やサルも連れて、南太平洋のクレクレドット島に出かけます。子どもたちの南の島での大冒険を描く、ますます楽しい第3話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
48
岩波少年文庫読破も峠は超え、ほぼ読み終えた。あとは未読を探す作業でフィニッシュ。このピッピは全3巻の最終巻。面白かったですが、これこそ、宮崎駿さんの力量を発揮できる作品と思えました。リンドグレーンが気になる。2017/05/23
星落秋風五丈原
21
自由な生活を楽しんでいる世界一強い女の子ピッピが、今度は友達のトミーとアンニカ、なかよしの馬やサルも連れて、南太平洋のクレクレドット島へ。ここでも、ピッピは元気に大活躍します2000/12/31
Dai(ダイ)
14
ピッピのとんちんかんなセリフは原文ではどうなっているのだろう?掛け算の九九が竹さんのくつなんて訳も素晴らし過ぎる。 最後にふっと火を吹き消すピッピにキュンときた。2021/04/02
Yumi Ozaki
10
いつも元気なピッピが大好き。私にもこんな友達がいたらいいなあ。最後の寂しそうなピッピにも心を惹かれます。いつも元気にしているけど、寂しいところがあるんだなあ。2023/10/08
渡辺(読書/散歩)
9
後半からのしんみりした雰囲気に、すべての印象を持っていかれました。 窓際でロウソクの火を見つめるピッピの心境は作中では語られていません。アンニカたちの視点からさびしそうとだけ語られています。「目が合ったら手を振ってあげようよ!」とトミー。しかし、ピッピと視線が合うことはなく、ロウソクの火はふっと消されました。 重ならない視線はピッピの持つ本質的な孤独を、消された火は少年相時代の終わりを表しているようでした。 https://book-attic.com/pippi32022/06/26
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- ラディカリズムの果てに