出版社内容情報
3では,封建制度の台頭から,新大陸の発見と争い,さらにルネサンスまで,試行錯誤をかさねながら,科学的知識.思考を身につけてゆく,人間のたたかいと歩みを描く.
内容説明
力の弱い生きものだった人間が、どのようにして自然とたたかい、世界を変えながら、今日のような「巨人」に発展してきたのか―「3」では、封建制度の台頭から、新大陸の発見と争い、さらにルネサンスへと、試行錯誤を重ねながら人間が科学的知識・思考を身につけてゆく過程を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
39
野蛮人の手によって滅ぼされたローマには、その後学問にとってつらい時代を迎える。国は力によって支配するものというゴード族と学問は恥だとされたその後の幾多の人々が学問をしたという理由だけで殺される暗黒お時代が訪れた。歴史のすべてが古きものと新しき者との戦いの連続であったような気がする。ここまではどれほど勝利と敗北を見たか。しかし心理は敗北もせず不死であることを歴史は語っているのだ。2015/07/01
こぎん
0
1968.5.14
のん@絵本童話専門
0
ローマ帝国分裂後からの近世ヨーロッパの歴史。ロシアの開化、ロシア正教の誕生、十字軍の遠征と騎士の誕生、商人による交易範囲の広がり、大航海時代の始まり、火薬の誕生、科学の芽生え、宗教裁判等。事実を羅列した教科書とはまた違う、人間社会の進化という観点から切りとられた歴史がまた興味深い。2025/09/03
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