出版社内容情報
変革はいつも小さなところから。自然エネルギー社会を創ったドイツ。動いたのは小さな子を持つ母親や若者たちだった!
内容説明
3・11フクシマ事故後に母になった女性監督がエネルギー転換の鍵を探してつづる人びとの奇跡のストーリー。旅で見つけた未来のカタチとは?
目次
第1章 落ちこぼれ学生の国際的自然エネルギー会社!?(白い風車の奇跡;俺って何がしたいんだっけ? ほか)
第2章 シェーナウの母たち 電力会社始めました(子どもに食べさせていいものは?母たちの不安;きっかけは小さな新聞広告 ほか)
第3章 救世主となった父たち 自分の仕事で社会を変える(熱い心をもった銀行員;「シェーナウ・エネルギー・ファンド」成功の秘密:トーマスさんに聞く ほか)
第4章 自分たちで作って自分たちでもうける!地産地消エネルギー組合(2枚の名刺とエネルギー組合への情熱;900を超えるエネルギー市民協同組合 ほか)
第5章 日本のママたち、若者たちへ(シェーナウのママ社長からのメッセージ:ウルスラ・スラデクさんに聞く)
巻末インフォメーション
著者等紹介
海南友子[カナトモコ]
ドキュメンタリー監督。1971年東京都出身。19歳の時、是枝裕和監督のドキュメンタリーに出演し映像の世界へ。NHKディレクターを経て独立。『マルディエム 彼女の人生に起きたこと』(01)でデビュー。『にがい涙の大地から』(04)で、黒田清・日本ジャーナリスト会議新人賞、平塚らいてう賞受賞。『川べりのふたり』(07)で、サンダンスNHK国際映像作家賞受賞。09年『ビューティフル アイランズ―気候変動 沈む島の記憶』(エグゼクティブプロデューサー:是枝裕和)は、釜山国際映画祭アジア映画基金AND賞を受賞、日米でロードショー公開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。