出版社内容情報
スコットランドの北西、セント・キルダ諸島。荒れる海に囲まれ、〈世界のはての島〉と呼ばれるこの場所で、人々は生きるための工夫をこらし、独自の文化を作り上げた。しかしそんなくらしは、1930年を最後に失われてしまう。自然へのおどろきと、そこで過ごしたなつかしい日々を、5歳で島をはなれた少年の目をとおして描く。
内容説明
イギリス、スコットランドのはずれにあるセント・キルダ諸島。荒れる海にかこまれ、たくさんの海鳥があつまるこの島に、人々は古くからくらしていました。外の世界から遠くはなれて、お金も電気もなしに、きびしい自然のなかで生きるための工夫をこらす―でも、そんなくらしは、1930年をさいごに失われてしまいます。知られざる島の生活と、ひとつの文化が消えていった歴史を、5歳で島をはなれた少年の目をとおして伝える、美しい本。
著者等紹介
ウォーターズ,ベス[ウォーターズ,ベス] [Waters,Beth]
作家・イラストレーター・版画作家。イギリス、ヨークシャー出身。現在は、ケンブリッジの小さなかやぶき屋根の家でくらしている。エディンバラ大学で文学を専攻し、在学中にハイキングやキャンプをしながら、スコットランドのハイランド地方や島々をめぐる。その後、ケンブリッジ・スクール・オヴ・アートの修士課程で子どもの本のイラストレーションと版画制作の技術を学んだ
原田勝[ハラダマサル]
1957年生まれ。東京外国語大学卒。翻訳家。ヤングアダルト小説を中心に英語圏の児童書の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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