出版社内容情報
トントンにのってロンロンをもぎに出かけたスモンスモン.途中でゾンゾンに落ちてしまって,さあ大変!
内容説明
スモンスモンはゴンゴンせいにすんでいます。あるあさ、スモンスモンはトントンにのってロンロンをもぎにでかけました。ところが、とちゅうでゾンゾンにおちてしまい…出会い、助けあい、分かちあうスモンスモンの大冒険。
著者等紹介
ダノウスキ,ソーニャ[ダノウスキ,ソーニャ] [Danowski,Sonja]
1978年ドイツのイーザーローン生まれ。ニュルンベルクでデザインを勉強したのち、ベルリンでイラストレーター、絵本作家として活躍。鉛筆とインク、水彩絵の具による絵は高い評価を受け、ナミ国際絵本イラストレーション・コンクールのゴールデンアイランド賞、パチェルダー賞オナーブックなど受賞歴多数。『スモンスモン』はドイツで、子ども審査員が選ぶ絵本賞、ツァイト紙&公共放送局による2018年の絵本ベスト7、ミュンヘン国際児童図書館の「ホワイト・レイヴンス」に選ばれた
新本史斉[ニイモトフミナリ]
1964年広島生まれ。津田塾大学教授。専門はドイツ語圏の近・現代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫綺
68
新聞で「ネコヅメのよる」の町田尚子さんが紹介してた絵本。ゴンゴン星に住むスモンスモンのシュールなお話。名詞は全部オノマトペで、なんか不思議な感じだった。2021/06/06
Natsuki
63
うわぁ~これは不思議可愛い( ☆∀☆)前半はページを行ったり来たりしながら、あれがこれで、これがそれで、と頭を使いましたが、だんだん単語が馴染み始めるとすらすら読める。なにか異国の言葉を習得したような感覚。見返しも可愛い~♪ロシアの作家さんかと思ったら、ドイツの作家さんでした。2020/02/11
よこたん
49
“あさです。スモンスモンは のこりひとつになった ロンロンを オンオンのとなりに ヨンヨンでつるすと、トントンで かわをくだっていきました。” ゴンゴン星の固有名詞は独特だけど、なんだかクセになる味わい。どこかマトリョーシカっぽい佇まいのスモンスモンに、ロシアの絵本と思い込んでいたら違った。主食的印象なリンゴサイズの不思議な果実ロンロンの味が気になる。困ったときはお互い様と助け合う心。大事なロンロンだってトントンだって、惜しげなく分け与える心。スモンスモンの首が蛇腹状に伸び縮みするのが、とてもシュール。2021/02/08
とよぽん
48
スモンスモンはゴンゴンせいにすんでいます。独特の世界!オノマトペのような名前がたくさん出てきて、何がどうしたのかわかるようなわからないような。絵が面白い。スモンスモンは何頭身? クロンクロンの子どもたちがかわいい。不思議な世界が魅力的だった。2021/07/02
天の川
47
何とも、きも可愛い♡シックな色合いで細かく描き込まれた絵♪スモンスモン、首が伸び縮み。ベッドのポンポンきのこも伸び縮み。宇宙のはてにゴンゴン星がホントにあったら面白いな(^。^)表紙裏の見返しの紙がほしいーっ!ブックカバーにしたいです2020/03/14