感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
80
絵本。アンデルセンなのに中華風なのは何故か知らない。けれどとても絵が美しい。▽森にすむナイチンゲールの美しい鳴き声が評判になり、皇帝はナイチンゲールを城に呼ぶ。ナイチンゲールの美しい歌声に皇帝は涙を流す。ナイチンゲールは城に留まるが、閉じ込められては面白くない。ある時、日本から、美しい機械仕掛けの鳥が贈られる。人々はきままなナイチンゲールより機械の鳥に夢中になりナイチンゲールは逃げ出す。しかし機械は壊れる。病になり死にかけた皇帝は美しい歌を聞きたいと…▽きれい。読み聞かせ約8分2021/10/07
tulip
50
アンデルセンのお話に淡い色合いの素敵な挿し絵。ナイチンゲールのうたは幸せを運んできます。カンタン・グレバンさんの絵、もっと見てみたい。2020/09/10
ちえ
41
読友さんたちのレビューで読みたいと思っていた本が図書館に。嬉しい☺️初めて知る画家だけれどなんて美しい絵!表情、調度品、全てが美しくて見入ってしまう。ナイチンゲールと年老いた王様がお互いに思いやれる関係を作れたことにほっとした。優しい気持ちになる絵本。表紙の絵と本の中の絵、違うのね😏とても良かった。読友さんたちに感謝😌2021/07/18
どあら
33
図書館で借りて読了。ずっと読んでみたかった絵本です。ナイチンゲールの歌声、聞いてみたいですね〜(*´∀`*)2020/07/09
ぽてちゅう
21
華やかなオリエンタルドレスに見とれてちゃいけません。主人公はド真ん中。自然に溶け込む色の無造作な衣をまとった鳥、夜鶯、ナイチンゲールです。“ガラスの鈴を振るような” と表現される歌声を聞いてみたくなります。その美しい歌声は、漁師の櫂を漕ぐ手を止めさせ、母を思い出させる。その美しい歌声は、皇帝に涙させ、皇帝に忍び寄る死神を遠ざける。その美しい歌声は、自然の中で自由に、歌いたい時に歌う声。その美しい歌声を、籠の中に押し込め、我がものにす ることなく。2021/03/13