わたしたちだけのときは

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  • サイズ B5変判/ページ数 26p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784001126754
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

おばあちゃんは子どもの頃、家族のもとをはなれて、家から遠くはなれた学校に行くことになった。そこでは制服を着せられ、髪を切られ、自分の言葉で話すことを禁じられた。「どうしてなの? おばあちゃん」孫娘の素朴な問いに答える形で、先住民族への同化政策の歴史と、子どもたちのいじらしい抵抗を描く。カナダ総督文学賞受賞。

内容説明

さびしい色の服に色とりどりの葉っぱをつけて…。おばあちゃんが話してくれた、小さな抵抗の物語。カナダ総督文学賞(児童書部門)受賞。

著者等紹介

ロバートソン,デイヴィッド・アレキサンダー[ロバートソン,デイヴィッドアレキサンダー] [Robertson,David Alexander]
グラフィック・ノベルの作家。ウィニペグ在住。作品に平原クリーの少年を描いた7 Generationsシリーズや、先住民族への同化政策が行われた寄宿学校を描くSugar Fallsなど

フレット,ジュリー[フレット,ジュリー] [Flett,Julie]
作家、画家、イラストレーター。クリー系のメティス。コンコルディア大学、エミリー・カー芸術大学などで美術を学んだ。先住民族をテーマに数多くの作品を発表

横山和江[ヨコヤマカズエ]
翻訳家。絵本、児童書の翻訳を数多く手がける。『300年まえから伝わるとびきりおいしいデザート』(あすなろ書房)でやまねこ賞絵本部門大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

69
おばあちゃんが孫につたえる。自分らしく自分のやりたいことをやれる喜び。幼いころのつらい思い出を淡々と、負けなかった思いを語る。▽カナダで行われた同化政策。先住民族の子ども達を親元から引き離し、強制的に寄宿舎へ入れて教育した。1874年から約15万人の子どもが連れ去られ、6000人以上の子どもが学校にいる間に亡くなったといわれている。▽初めて知った。2019/10/11

ゆのん

69
【絵本】カナダで実際にあった出来事。ヨーロッパからカナダへ来た人々による先住民族への虐待。先住民族の子供達を強制的に寄宿学校へ入れ同じ制服を着せられ、髪を切られ、言語まで変えられた。元々住んでいたネイティブを否定し虐待する、文化や交流、言語や習慣まで力尽くで変えさせる。悲惨な出来事を絵本を通して知る事で忘れてはいけない歴史、繰り返してはいけない歴史を知ることが出来る。1652019/05/19

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

48
カナダの同化政策の話。ヨーロッパからカナダでへやって来た人々は先住民族の人が代々受け継いできた文化を否定しなくそうとし、先住民族の子どもたちを親元から引き離し、強制的に寄宿学校にいれた。寄宿学校では厳しい規則があり、のべ15万人の子供が入学させられ、そのうち6千人以上が学校にいる間に亡くなったとの事。自由のない生活、文化を抑圧する愚かさ、人権について色々考えさせられた。2022/06/12

papapapapal

37
カナダの先住民族に対する同化対策を描いた絵本。我が子には少し難しかった様子だが、「みんな同じ服を着せられ」「同じ髪型を強要され」という部分に今の日本の中学生を連想したらしい。「わたしたちだけのときは」本来の姿を思い出し、大切なものを見失わずに芯を通して生きてきた人たちの強さ。いくら国が同化対策をとっても、人の心の底まで同化させることは出来ないのだ、と思うと少し嬉しい。我が子には巻末の解説を読んで説明して…人には色々な歴史がある、間違ってることもある…と覚えておいてほしい。2019/03/29

まさまま

34
気づいたことが3つあります。1つ目は私が今、好きな服や好きな髪型を選べ、好きな人と好きな場所で暮らすことが許される時代・国に生まれたこと。2つ目はそれらが強制的に奪われ制限された人たちがいたこと。家族と引き離され母国語を禁止され、異なる宗教、言語を強要された事実があること。今も現在進行形で傷ついている人々がいること。3つ目、過ちを認め多様性の社会を願う人々が声を上げ、性別、人種、国を越えて仲間を増やしていること。2020/11/25

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