出版社内容情報
富める者と貧しき者,皮膚の色による差別,戦争の悲惨,孤独な老人たち,離婚など,現代社会がかかえるさまざまな問題を,若い人たちにあるがままに認識させようとする話題作.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
18
社会問題(貧富の差・人種差別・戦争・孤独死・離婚・いじめ)を取り上げたはなし。現実でも起こっている問題に、大きいも小さいもない。2021/08/25
真琴
11
日本では1981年に発行されたドイツ人による児童文学。ドイツだけの話ではなく、広い世界に目を向け、貧困、戦争、差別・・・そいった社会問題を投げかけています。14編の短編集です。 ★★★★★2022/03/03
なかすぎこう
3
テレビやニュースで見聞きする人々の暮らしや気持ちが如実にわかる。他人ごと、でなく、日本のわたしたち、とくに子供たちにとって、日々の生活の上でも、決して遠い話ではなくなっています。2021/07/17