著者等紹介
ワスネツォフ,ユーリー[ワスネツォフ,ユーリー] [Vasnetsov,Yurii Alekseevich]
1900‐1973。ロシア西部の古都ヴャトカ(現キーロフ)で育つ。レニングラード(現サンクトペテルブルク)の美術大学でキュビズムに触れた後、国立出版所児童書編集部のレーベデフの下で働く。素朴で色鮮やかな絵を得意とし、昔話やわらべうたを素材とした絵本を数多くつくった。『おててのことりさん』(1964)と『虹のわっか』(1969)の2冊で1971年にソ連邦国家最高栄誉賞を受賞
たなかともこ[タナカトモコ]
田中友子。1971‐。大阪府生まれ。京都芸術短期大学卒業後、モスクワ国立映画大学で学ぶ。ロシア児童文学・文化研究誌「カスチョール」の執筆・編集に携わる傍ら、ロシア絵本文化の紹介を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
52
とても楽しいロシアのわらべ歌。眠る前に読むとすぐ眠れそう。そして眠りも深くなりそうですね💤💤💤💤2025/01/11
たーちゃん
26
ロシアのわらべうた。息子が最初のページを見て「ツノトンボだ!!」と言った虫の正体が蚊で驚きました。色が鮮やかでなかなか素敵な絵本でした。『おおきなかぶ』も出てきましたよ。2021/10/08
たまきら
23
たまきにまかせるとロシア系の絵本が多いのは…血筋だろうか。絵はすごくかわいいけれどわらべうたを日本語でというのはむずかしい。素朴な絵を楽しみました。2017/02/03
anne@灯れ松明の火
22
おはなし会のプログラムを考えていて、「ケーキ」が出てくる絵本の後に、関連するわらべうたがないかと検索したら、この本がヒット。興味を持って、借りに行った。お話かと思ったが、タイトル通り、わらべうたの歌集(詩集) メロディがわからないので、歌えないが、動物がたくさん出てくるので、ロシアの子どもは喜ぶのだろうな。「かささぎおばさん」のお客にお粥をふるまう歌で、手伝いをしない者には「おまえにゃ やーらない!」が可笑しかった。素朴で、ロシアの雰囲気のある絵(ユーリー・ワスネツォフさん)素敵。訳は たなかともこさん。2024/06/29
杏子
15
ロシアのわらべ歌と昔話一編。ロシアのお母さんたちは、こんな手遊び歌を歌いながら子どもを育てていったのだな。見開きで文章と一体化した絵もいい。まさにロシアの雰囲気そのもの。2014/09/09