内容説明
急激な社会の変化のなかで、二〇世紀の最後の四半世紀は、日本の歴史上最も子育て文化が揺らいだ時代だった。しかし、その揺らぎのなかから、新しい子育て文化創造にむけての多様な取り組みが広がってきた。家族・地域社会・学校・文化メディアそして地球環境そのものの変化が、子どもの育ちと子育てのあり方に大きな影響を与え続けている今日、教育関係者はかつてなく総合的な視野を持つことが求められている。全国各地の注目すべき実践に広く目配りしつつ、実践に根ざした理論の形成を追究している本書は、新しい子育て文化創造の指針となる一冊。
目次
1 子どもの育つ環境の今
2 「子育ち学」の実践的・理論的課題
3 地域の子ども施設の新しい動き
4 子育ち・子育て支援の多様な展開
5 子ども・おとな参画の地域・学校づくり
6 子どもの豊かな育ちと地域支援に向けて
著者等紹介
白井慎[シライマコト]
法政大学名誉教授
小木美代子[オギミヨコ]
日本福祉大学
姥貝荘一[ウバガイソウイチ]
八王子市役所
立柳聡[タチヤナギサトシ]
福島県立医科大学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- Apsara