著者等紹介
ロマンス,トリシャ[ロマンス,トリシャ][Romance,Trisha]
1951年、アメリカ、ニューヨーク州ハンブルグ生まれ。画家。カナダ、オンタリオ州のシェリダン・カレッジでグラフィック・デザインとファッション・イラストレーションを学び、卒業後は一時『バッファロー・イブニング・ニュース』のイラストレーターとして活動。2年間のヨーロッパ留学を経てトロントに戻り、結婚。オンタリオ州の風土を愛し、農場に暮らす人びとを描いたあたたかみのある絵で知られる。現在はナイアガラ・オン・ザ・レイク在住
中村妙子[ナカムラタエコ]
1923年生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。翻訳家。C.S.ルイスの著作をはじめ、英文学を中心とした訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rosemary*
53
クリスマス本来の過ごし方を垣間見れた様な、とても温かで素敵な絵本でした。自然と動物、人間の共存。人々の優しさやそれに感謝の気持ち。互いを信じる心。おじいさんがクリスマスに向け着々と準備する過程も素晴らしく柔らかなぬくもりに包まれていくようでした。「クリスマスの喜びが今年も、そしてこれからもあなたとともにありますように☆」2015/12/24
ゆうゆうpanda
35
表紙の金文字が美しい絵本。今夜はクリスマスイブ。冗談半分で高校生の娘に読み聞かせをしました。初見でもつっかえずに読める無理のない美しい文章。中村妙子さんの訳が上品です。自分の家を建てた大工のおじいさん。手伝ってくれた村人に手作りのプレゼントをします。キリスト誕生のシーンを再現した木像と聖書の朗読です。クリスマス本来の意味を改めて考えさせられます。それは偶然にも読んで聞かせている自分と重なりました。絵を見直してまた感動。お土産のトナカイを抱いて眠った子の、睫毛の可愛らしいこと!赤と緑が印象的な優しい絵です。2015/12/24
杏子
26
大工のおじいさんが村の人に手伝ってもらって作った森の家に、聖なる夜が訪れた。おじいさんは手伝ってくれたみんなをびっくりさせようとすてきなプレゼントを準備する。静かなクリスマスの夜におくりものが美しく輝く。人びとのあたたかな心が嬉しい、クリスマス絵本。2015/12/25
みーなんきー
22
絵はとてもリアルで美しく、その内容は大工のおじいさんが森に住もうと家を建てるところからはじまる。土台から暖炉枠組みと、毎日仕事をして、クリスマスイブの日、手伝ってくれた近所の方も呼んでお祝いをする。おじいさんが作っておいた、皆に見せたいものとは?みんなが帰る時にいただいた、贈り物とは?心がほんわかする温かい本です。2020/12/04
たーちゃん
20
絵がとても美しかったです。息子も「綺麗なクリスマスツリーだね」と言っていました。2022/12/22
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