感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y.Yokota
3
廃れつつある村スカルストンで暮らす主人公アーノルド・ヘイスウェイトのもとに実業家という男が現れる。男は自分こそがアーノルド・ヘイスウェイトであるといい、この村を観光地に変えてやると息巻く。主人公はこの男に内面的にも外面的にも追い詰められていく…。原題は"The Intruder"。ものすごく面白い。イギリスでは児童文学と大人文学の中間に括られるらしいが、本当に一筋縄ではいかない物語だ。陰のある主人公、めでたしとは判断し難い終局、しかしここには人間と、そして自然の現実がある。変化とは、旅立ちとは何なのか…。2017/07/18
HISA
1
☆☆男の存在が不穏で薄気味悪くて、生活に入り込んできて立ち向かおうとしない様子にイライラした。日本でも昔あった、家族に他人が入って支配された怖い事件を思い出した。主犯のおばちゃんが監獄で自殺したヤツ。ピーターの存在が明るくて救い。神宮輝夫さんの訳なので期待したけど、あまり好きではなかった。2023/11/24
オキャベツ
0
【きっかけ】M小5に、タイトルで【感想】読もうとしたんだけど、ピーター目立つなってとこで、何度開いても眠くて、返却日きちゃった。そんな思い出でいつか再読したい。2023/10/02
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