内容説明
占領期から安保闘争期まで激動の10年間の諸作品。
目次
一九五〇年(近代的ナショナリストとしての福沢先生;レッドパージ反対集会での発言;サンソムが引く幕府による吉田松陰死刑宣告文へのコメント)
一九五二年(朱子学)
一九五三年(議会政と選挙の機能;政治的無関心と逃避;匿名批評ルールについて)
一九五四年(逆コースと雪解けの兆し―「日本の窓から」第一回)
一九五五年(健康者対病人)
一九五六年(「スターリン批判」をめぐって―武田泰淳との対談;戦争責任をめぐって―支配層の場合)
一九五七年(革命と反動(東洋とヨーロッパ)―竹内好との対談)
一九五八年(丸山先生に聞く)
一九五九年(一月一三日丸山眞男先生速記録;音楽・音感教育について;全学連幹部構内隠匿事件に関する法学生大会での発言;日本人の倫理観(座談))
一九六〇年(日本の進む道(座談)―転機に立つ世界のなかで
「民主主義をまもる音楽家の集い」へのアピール
明星学園講演会速記録
箱根会議における総括的発言メモ
近代化と西欧化
内と外)