出版社内容情報
自然の根本原理、運動変化、時間、場所、無限などの基礎的な概念を規定しつつ、生成変化を通じて永続する自然的世界という、その後の世界理解の基本的枠組みを作り出した書物。現在なお論じられる問題と考察をふくむ大著。
目次
第1巻(自然学の眼目;先行自然学者たちの諸説 ほか)
第2巻(自然とは何か;自然学の対象領域と自然学的探究の基本的特質 ほか)
第3巻(運動変化について;無限について)
第4巻(場所について;空虚について ほか)
第5巻(運動変化・変化についての総論;運動変化は三種であることの立証 ほか)
第6巻(連続一体的なものと分割不可能なもの;運動変化と連続一体性 ほか)
第7巻(運動変化するもの・させるものの系列;運動変化と接触 ほか)
第8巻(運動変化の恒常性;運動変化の永続性否定論とそれに対する反駁 ほか)
補録 第七巻第一章‐第三章(β版)