出版社内容情報
著者は,近世社会の基礎構造,政治権力,鎖国,都市,身分制等の研究で多大な業績をあげ,戦後の日本近世史研究を主導してきた.精緻な実証と研ぎ澄まされた論理による斬新な問題提起は,その後の研究に明確な方向性を与えてきたが,本著作集では,その中から代表的な著作・論考を精選し主題別に編集した.
目次
はじめに 鎖国のとらえかた
1 元和二年の秋
2 唐船・黒船
3 朱印船と糸割符
4 将軍上洛
5 禁令とキリシタン
6 寛永武家諸法度
7 鎖国制の形成
8 日本国大君
9 島原の乱
10 都市と産業
11 飢餓からの脱出
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- 和書
- トントンな日々