出版社内容情報
中国古代の社会と国家の特質を究明し,秦漢以降の専制国家の基本的支配理念を皇帝による「個別人身的支配」と把えた理論は,西嶋中国学の最も大きな柱である.本巻はこの学説の基礎となった論稿を中心にまとめる.
内容説明
中国古代の社会と国家の特質を究明し、専制国家の基本的支配理念を明らかにする。
目次
第1部 皇帝支配の出現(皇帝支配の成立;秦漢帝国の出現―中国古代帝国形成史論序説)
第2部 帝国の秩序構造(中国古代の皇帝支配の性格とその秩序構造;中国古代ディスポティズムの諸条件―歴史学研究会一九五八年度大会のために;歴史的省察の方法について―時代区分論争の立場への反省 ほか)
第3部 農業史の問題点(中国農業史の問題点;『授時通考』―中国の農書類;明代の木棉商人 ほか)