丸山真男座談 〈第5冊〉 一九六四-一九六六年

丸山真男座談 〈第5冊〉 一九六四-一九六六年

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  • サイズ A5判/ページ数 350p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000921558
  • NDC分類 304
  • Cコード C0331

出版社内容情報

1964年から66年の発言を収録.戦後日本の課題を精神革命として論じた,師・南原繁との「戦後日本の精神革命」,日本の平和運動の課題を論じた「現代における平和の論理」など,高度成長期の精神状況を洞察する.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ikkoku-Kan Is Forever..!!

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丸山が「主体性」をめぐって「非合理的な確信」を述べる所(丸山眞男氏を囲んで)。「主体性は普遍者へのコミットメントなしに成立し得ない」という命題。それに対し、逆にそうなれば、惑溺になるんじゃないかという批判。これに、イデオロギー主義ならもっともな指摘としながらも「ただ、言葉ではいえないけれど、私は体験を通じて、やはり何かそういう『道理』の究極的な優越を信じてきました」と答える丸山。この「非合理的な確信」を如何に「言説化」するのか。虚構に賭ける主体と歴史認識の問題は、丸山にとっても、また読者にとっても課題だ。2013/07/01

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