出版社内容情報
ディールスとクランツが編纂した基本書の第32章メネストルから第66章ヘラクレイトス派のアンティステネスまでを収める.キオスのイオン,ヒッポン,ピロラオス,ピュタゴラス学派,アナクサゴラスも登場.
目次
第2部 紀元前6世紀・5世紀の哲学者たち(およびその直接の後継者たち)「承前」(メネストル;クスゥトス;ボイダス;トラシュアルケス;キオスのイオン;ダモン;ヒッポン;パレアスとヒッポダモス;ポリュクレイトス;オイノピデス ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
karatte
18
江古田のブックオフで購入した全6巻セットの3冊目だが、いつ買ったかは最早記憶の埒外。前の2冊は数年前に読んでおり、久々の断片集である。『走れメロス』の原型の一つやピロストラトス『アポロニオス伝』からの引用もあるのが興味深いが、メインはやはりピュタゴラス派に関する多数の記載だろう。続くアナクサゴラスにもかなりの頁が割かれているが、プラトン・アリストテレスの黄金タッグに「何言ってんだこいつ」的扱いをされて以来、いろんな連中にツッコまれまくってて、なんだか不憫に思えてきた。次は原子論者登場の第IV分冊か……。2016/11/11
angelooo7
0
アンティステネスについて知りたかったのだが、記述が少なかった残念。2014/10/02