出版社内容情報
存在の本質を追求する形而上学を確立したアリストテレスをもって,ギリシア哲学の第1期は終わる.第2期では,ローマ世界におけるギリシア哲学が扱われ,ストア哲学からスケプシス主義までの理念の対立が語られる.
内容説明
本書はヘーゲルの『哲学史講義』全三巻のうち第二巻アリストテレス以下スケプシス主義までの翻訳である。翻訳に当たってはズールカンプ版を底本とした。
目次
アリストテレス(形而上学;自然哲学;精神の哲学;論理学)
ストア派の哲学(自然学;論理学;道徳論)
エピクロスの哲学(規準論;形而上学;自然学;道徳論)
新アカデメイア派の哲学(アルケシラオス;カルネアデス)
スケプシス派の哲学(古い転釈法;後期の転釈法)
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- 和書
- 死にゆく人と何を話すか