ヘーゲル全集 〈６－ｂ〉 大論理学 上巻の２ 武市健人

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘ

岩波書店（1994/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 302,／高さ 22cm
• 商品コード 9784000918770
• NDC分類 134.4
• Cコード C3310

出版社内容情報

死後100年を記念して刊行が開始されたヘーゲル全集は，多くの書目が品切れとなっている．21世紀を目前にしてヘーゲル哲学への関心がいちだんと高まっている今日，既刊25冊を1冊ずつ復刊し，引き続いて新刊5冊（◆の付いた書目）を刊行．

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Z]

この人何考えていたらこんなことかくのか。人にとらえられる限りでの、物を捉える際の概念、視点の変容とでも、訳したいが、観念性は拭えない。例えば尺度の成立は、マルクスなら貨幣の成立でいいのだが、この人、生物の各器官の調和や、天体の運動、音楽の調整など、自然のレベルと、人間社会のレベルが錯綜しており、頭を混乱させる。とりあえず次の巻へいってみよう。

2015/02/08