木下順二集〈8〉

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  • サイズ B6判/ページ数 338p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784000913584
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0393

出版社内容情報

戦後の時代状況に切実にかかわり,それを創作活動に凝縮した作家=思想家,木下順二.その多面的業績を集約した自選集を10年ぶりに再刊する.各巻ごとに作品とその作品に関わる評論を配し,諸作品の主題や方法がいっそう鮮明になるよう工夫したことにより,著者の思考方法を理解することが容易になった.

目次

子午線の祀り
『子午線の祀り』について(二つの旅―書き上げたあとで(1)
どうやって書いて来たか―書き上げたあとで(2)
さまざまなジャンルから―第一次公演にあたって(1)
構想概要―第一次公演にあたって(2)
第二次公演を前に
『子午線の祀り』で試みたこと)
『子午線の祀り』をめぐって(詩劇の流行;ことばの“意味”の意味について;声(あるいは音)
寥廓
三十年ということ
或るせりふ構造について
現代演劇と能―創作者の立場から
『平家物語』と現代
弁慶
「『平家物語』による群読―知盛」について(再び))
ドラマが成り立つとき(日本ドラマ論序説―そのいわば弁証法的側面について;「見る」ということ;ドラマが成り立つとき)

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